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絵本を届ける運動~日々の業務~

2021.3.29   東京事務所より

皆さまこんにちは 絵本を届ける運動担当の塙です
2021年度のお申込みが始まり、選りすぐりの絵本をボランティアの皆さまの元へ送り出す日々が続いています。今回は絵本がシャンティからボランティアの皆さまに届くまでの裏側をお伝えしたいと思います。裏側というと大袈裟ですが日々の業務のことを書いてみたいと思います。

絵本の使用許諾
まずは肝心かなめ「絵本の著作権」についてです。2021年度使用する絵本の選書は2020年2月に各出版社に在庫の状況や著作権許諾について問い合わせることから始まりました。著作権は全てのタイトルを確認します。出版社に作者や翻訳者の方々の許可を頂けるかどうかの確認をお願いします。使用の許諾がおり、各国のタイトルが正式に決まると契約を交わし選書は無事終了です。

2021絵本
2021年は35タイトル14,902冊です

絵本のタイトルが決まったら「翻訳シール」の制作に進みます。

翻訳シールの制作
翻訳シールの制作には約10カ月かかります。まず日本語から英語に訳し、英語から各言語に翻訳します。「絵本を届ける運動」で使用するカレン語やパシュトゥー語は希少言語のため日本国内で翻訳できる人は少なく現地で翻訳してもらいます。翻訳シールのサイズによって現地語の改行位置を決めなければいけないのですが、私は日本語と少しの英語しか読めません。なので文字の区切りをどこに入れるのが正しいかを現地スタッフに教えてもらわないといけません。現地スタッフも大好きな絵本が正しく楽しく読めるように全力で協力してくれます。また翻訳シールのデザインは各シールの裏にスリットが入りめくりやすいように配慮されています。

翻訳シール
地下に保存されている翻訳シール

絵本の注文
各出版社へ年に数回にわけて注文をしています。2021年度ご協力頂いている出版社は15社です。長年ご協力頂いている出版社が多いです。多いときは一度に3,000冊以上を注文することもあります。まとめて棚入れしていると腰だけではなく指?手のひらもイテテと筋肉痛になります。絵本の担当者は体力勝負なのです。絵本は判型がそれぞれなので配置もパズルのように考えて国別で並べています。

ビルマ語棚
出荷待ちの絵本棚

出荷作業
2階では絵本のカバーを外したり、大切な絵本がいたまないように梱包していきます
出荷前
出荷の準備ができました

今は絵本の出荷や2022年度の絵本タイトルを決めるプロセスが主な業務です。夏ごろには出荷のピークを迎えます。翻訳シールは12月に完成できるようにこれから本格的に始まります。

2021年度は14,902冊の収集を目標としています。大人も子どもも楽しく読める絵本が揃っています。ぜひご参加下さい。

「絵本を届ける運動」について詳しくはこちら

絵本を届ける運動 特設ページ

※公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は特定公益増進法人の認定を受けています。
「絵本を届ける運動」の参加費はご寄付として、税制上の優遇措置(寄附金控除)が受けられます。

「ゆき」ユリ・シュルヴィッツ=作 さくまゆみこ=訳 あすなろ書房
「さるとわに」ポール・ガルドン さく きたむらよりはる やく ほるぷ出版
「ふゆとみずのまほうこおり」写真・文 片平孝 ポプラ社
「木」佐藤忠良画 木島始文 福音館書店
「あいたい友だち」小林豊 佼成出版社
「ぐるんぱのようちえん」西内ミナミさく 堀内誠一え 福音館書店

広報リレーションズ課 絵本を届ける運動 塙

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 本の力を、生きる力に。