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首都プノンペンのロックダウン

2021.4.29   カンボジア

チョムリアップスオ。皆さまこんにちは。
現在、首都プノンペンでは、新型コロナウイルス対策として、全域でロックダウンが実施されています。
また、タイとの国境の町ポイペトなど、アンコールワットで有名なシェムリアップ、その他の地域でも部分的に町の封鎖が行われています。

2月20日に新型コロナウイルスのクラスター感染が発覚したことを発端に、特にプノンペンと近郊の州で日に日に感染者が増えました。この2か月間で新規感染者が10,000人以上にのぼっています。(それまで、感染者は530人程度でした)

感染者が見つかったアパートや地域を封鎖したり、夜8時から朝5時までの夜間外出制限(4月1日以降)、アルコール、飲食店内での食事禁止(4月11日以降)、帰省で人の行き来が盛んになるクメール正月直前には、州間の移動を禁止したり(4月7~4月25日)町や村レベルの封鎖、など、色々な対策が行われてきましたが、なかなか感染の拡大が収まりませんでした。一気に人の流れを止めて、感染を落ち着かせるために、全域でロックダウンが行われたものと思われます。

ついに、4月15日から28日まで2週間の予定でロックダウンが始まりました。また、4月29日からは地区によって制限される活動を変更した上で、5月5日まで延長することが決まっています。

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地区の周りにはテープやバリケードが張られ、警察が待機しています。地区から出るには公的機関の許可書が必要です。「プノンペン=沢山の車やバイクでにぎやか」なイメージですが、人の行き来がほとんどないため、いつもより静かな印象です。

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市場もひっそりしています。

食料品や日用品の買い出しは、週に3回、1世帯2日まで、住んでいる地域の最短距離であれば認められています。
スーパーの様子。市内の市場が閉鎖した影響か、この日は野菜コーナーはほとんどものがありませんでした。

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買えたとしても、価格が上昇していたり。

特定の職種や人数、特定の用件でのみ移動が認めらているので、シャンティのプノンペン事務所スタッフは在宅での勤務を続けています。

中にはロックダウン期間中に家から出ることを許されなくなった地域もあったり、許可書を発行する管轄やルールが突然変わったりと、混乱も見られました。

経済活動や外出を長い間行えず、非常に苦しい状態に置かれてしまっている人たちがいることも間違いありません。
このロックダウンによって、ある程度感染が落ち着くことを期待しています。

カンボジア事務所 石塚

  • 絵本を届ける運動
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