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再び発生した空爆。多数の避難民が国境を超える。

2021.5.4   ミャンマー国境寄付募集中東京事務所より緊急救援

こんにちは、海外緊急人道支援担当の芦田です。

2021年4月27日、人びとの間に再び戦慄が走りました。

タイ国境付近にある少数民族武装勢力が暮らす村やその周辺で、ミャンマー国軍による空爆が発生したのです。

この空爆により、2,000人以上の避難民が国境を超えタイ側に避難したとタイの外務省は発表しました。

タイ側の住民の中には、ミャンマー側から銃声や爆発音が聞こえたと話す人、火の手が上がる写真や銃声、爆発音が聞こえる動画などをインターネットに掲載する人たちもいました。

国境周辺では2月1日のクーデター以降、ミャンマー国軍と少数民族武装勢力の間で激しい戦闘が続いています。今回の空爆は、ミャンマー国軍の基地を占領した少数民族武装勢力側への報復攻撃ではないかと言われています。

現地のネットワーク組織であるカレン・ピース・サポート・ネットワークは「ミャンマー側ではクーデター以降、約7,000人が避難生活を余儀なくされている。これ以上空爆が続けば、さらに多くの避難民が国境を超えるだろう」と状況を危惧しています。

ここ数日の戦闘に加え、国境沿いは大雨に見舞われおり、ジャングルで避難している人たちにとってさらに困難な暮らしが続いています。

中には、なんとか持ち出したわずかな所持品である食料や家財道具を、洪水や地滑りなどで失う人も出ています。

私たちは戦闘の状況などを見ながら、現地で活動するネットワーク組織などとも頻繁に情報を共有し安全を確保しながら状況の把握と支援のための調整を続けています。

引き続き、現地の情報をお伝えしてまいります。

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土砂崩れからの泥の中から運び出した家財道具(2021年5月撮影)

 

「緊急支援・クーデター下のミャンマーからの避難民を支えたい」

クラウドファンディング(READYFOR)にて緊急募金を受け付けています。

連日の報道の通り、クーデター下のミャンマーの状況は、悪化の一途を辿り、シャンティがこれまで活動を行ってきましたタイ・ミャンマー国境へも避難民が出されています。国軍による空爆に遭い、村を避難せざるを得なくなった少数民族の人たちが、命を守るために国境地帯のジャングルに隠れ、食べるものもない中で身を寄せて過ごしています。この状況を受けて、シャンティは現地にスタッフを派遣し緊急人道支援を行います。クラウドファンディング(READYFOR)にてプロジェクトを公開、緊急募金を開始しています。プロジェクトでは、避難民へ緊急支援物資の配布を行います。避難民の人たちの尊厳を守りたいです。お力添えのほど、よろしくお願いします。

「緊急支援・クーデター下のミャンマーからの避難民を支えたい」
公開期間:2021年4月28日~6月21日
プロジェクトページは下記よりご覧いただけます。

https://readyfor.jp/projects/Shanti2021

 

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