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アフガンスタン新緊急支援プロジェクト始動(アフガンCOVID-19 Vol.10)

2021.5.25   アフガニスタン

サラーム(こんにちは)!

アフガンスタン事務所・緊急人道支援担当の許 東音(キョ ドンイン)です。現在、3月27日にはじまりました、アフガンスタンのナンガバル県とクナール県で行われている、食糧・衛生用品の配布および感染予防の啓発支援のプロジェクトを担当しています。本日は、自分が担当している事業の背景と内容について、このブログの場を借りて、ちょっとお話をできればと思っています。

今回の事業を行う理由は?

世界保健機関(WHO)の統計によりますと、5月19日時点、アフガンスタン全土でCOVID-19の感染者は64,122名、2,762名が亡くなりました。しかし、アフガンスタンでは医療は脆弱といわれており、検査センターも限られていることから、実際の感染者数は、WTO統計の数値よりも多いと言われています。
COVID-19の感染拡大により、政府は都市のロックダウン措置および国境封鎖の措置をとりました。しかし、今回の事業地であるアフガンスタン東部のナンガバル県・クナール県では、イランやパキスタンに避難してのちにアフガンスタンに帰ってきた難民(避難民)や、紛争によって故郷からの避難を余儀なくされた国内避難民が多く生活しています。彼らの多くは、日雇いで生計を立てているため、ロックダウン措置によって移動ができなくなり、収入がほぼ途切れてしまいました。また、国境封鎖の影響によって、市場全般の物価も上昇していることから、食べ物を確保できなくなっている家庭も多いのです。また、事業地では、読み書きが困難な人も多く、そのため、基本的な衛生知識と予防策を、なるべく絵でわかりやすく啓発しなければなりません。
現状を踏まえて、シャンティは、今回のCOVID-19で大打撃を受けた生活困窮者たちのCOVID-19への感染を予防するべく、衛生用品の配布と啓発活動を行うと共に、少しでも彼らの生活の負担を減らすべく、食糧の配布を行うことにしました。

今回の事業内容は?

今回、シャンティは、生活が困窮している1,380世帯に対して、小麦粉・米・油・砂糖・豆が入った食糧キットや、せっけん・消毒液・マスク・タオルなどの衛生用品キットを配布しました。配布会場は、ソーシャルディスタンスを努め、来場者に全員マスクをさせるなど、感染対策を徹底して物資配布を行いました。

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(配布物資を受け取る裨益者)

また、啓発活動も行いました。読み書きができない配布参加者が多いことから、イラストを多用したポスター・パンフレットを作成し、また配布会場の近くに啓発バナーを掲示しました。物資配布の時も、ポスターを用いて、参加者にCOVID-19の予防策についての説明をしました。

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(市の中心に設置された広報バナー)

本事業は、引き続き安全に細心な注意を払い、緊急支援が必要とする人に助けを届けていきたいと思います。

 

シャンティでは募金を受け付けています。

♦募金受付中♦〈手数料無料〉

郵便振替:00150-9-61724

加入名者:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会

*払込取扱票の通信欄に「アフガン緊急」と明記して下さい

*備考欄に「免」と明記して下さい(窓口で手続きした場合、払込手数料が免除されます)

 

■本件に関するお問い合わせ先

公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会 担当:アフガンスタン事務所 許 東音(キョ ドンイン)

〒160-0015東京都新宿区大京町31慈母会館3F

TEL:03-6457-4586 FAX:03-5360-1220 E-mail:eru@sva.or.jp

 

当事業はジャパン・プラットフォーム(JPF)からの助成を受けて、アフガニスタン人道支援危機対応支援プログラムの一環として実施されています。

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