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すっかり変わった農村の暮らし

2021.7.30   カンボジア

チョムリアップスオ。皆さん、こんにちは。カンボジア事務所でコミュニティ学習センター(以下CLC)事業の担当をしている、ラタナです。

カンボジアでの新型コロナウィルス(以下コロナ)の感染事例は2020年の1月以降、海外からの旅行者を中心に報告されていました。ですが、その1年後の今年の2月に首都プノンペンで市中感染が発生してから、感染者の数は日に日に増加し、プノンペンはロックダウンとなり、州をまたいだ移動などが禁止されました。プノンペンのロックダウンの様子はこちらのブログをぜひご覧ください⇒首都プノンペンのロックダウン
そして今、感染は首都のみにとどまらず、地方に広がっています。6ヶ所の農村地域にあるCLCも影響を受けており、地域内での感染事例が報告されている状況から、一時的に閉館を決めるCLCがあります。感染対策を取りながら開館を続ける際も、人が集まることがないようにサービスを本の貸出だけにすることがあります。
アルコール
CLC利用前にアルコールを手に塗布する様子。子ども達も頑張って徹底しています。

とあるCLCの利用者の方が今の生活について、このように話してくれました。
「私の生活は2020年からすっかり変わってしまいました。マスクを着用し、アルコールスプレーを持ち、たくさん手を洗っていますし、外に出る時に人の近くにいることが怖くなってしまいました。また、ちょっとしたコミュニケーションからの感染が心配になり、近所の人達とこれまでのように気軽に連絡が取れなくなってしまっています。子ども達を外に連れて行くのも少し躊躇してしまいます。」

今年3月から学校が閉鎖していることで、農村地域に暮らす子ども達も大きな変化に直面しています。カンボジアではテレビやスマートフォンを活用するオンライン教材が提供されていますが、農村地域では機材を持っていない家庭が多く、アクセスが限られています。そのため、学校が自習用のワークシートを配布したり、少人数でのクループ学習を提供することがあります。
ロンコー集合村というところにあるCLCでは、平日に学校が施設を活用して、小学校4年生、6年生向けの少人数学習を開催しています。但し、少人数学習を実施しても、これまで通りの授業時間が確保できていることにはならないため、やはり子ども達の教育機会は少なくなってしまっています。
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CLCで開催されている6年生の少人数学習の様子

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合間にCLCの本を利用しています。

私は忍耐強く3密を守ることが、自分自身、家族、そして社会を守ることに繋がると思います。私達が協力してウィルスと立ち向かっていけば、きっと状況は良くなることでしょう。皆さんもお気をつけてお過ごしください。

カンボジア事務所 ラタナ

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