『やさいのおなか』(福音館書店)が好きです。たけのこが可愛くて、絵本を読んでいないときもこの絵本のことを思い出します。僕のお父さんは体が丈夫ではなかったため、コロナに感染してから働けなくなりました。僕は学校に通っていますが授業を受けながらお父さんのことが心配になります。
『しんせつなともだち』(福音館書店)の絵本の中で、ウサギがにんじんを友だちに分けてあげる場面があります。このページを見て、私もいつか人に分けてあげられる人になりたいと思いました。私は両親がいません。小さい頃に亡くなりました。これまで祖母に育てられましたが、高齢なので私は出家してこの僧院学校で暮らしています。時間があると、図書室で絵本を読んでいる時にほっとした気持ちになります。
『ちのはなし』(福音館書店)を読んで、はじめて自分の中に流れている血の仕組みがわかってびっくりしました。これまではあまり考えたことがなかったのですが、心臓と関係しているのを知ってすごく勉強になりました。私はおばけも好きなので、今度はおばけの絵本をたくさん読みたいです