【外国ルーツの子ども支援】オンライン居場所のプログラムに挑戦!!
シャンティではNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークと協働で、豊島区内の外国ルーツの子ども支援として「居場所づくり活動」を、オンラインを用いて感染拡大防止を図りながら行っています。
この「オンライン居場所」では、各国にルーツを集まる小学生~高校生が集まり、毎回スタッフが作成したプログラムに沿って楽しみながら交流を深めています。
今回は様々なプログラムの中から「自己紹介ビンゴ」をご紹介します。
★活動の概要はこちらの記事をご覧ください
【外国ルーツの子ども支援】オンライン居場所活動のご紹介
それでは、オンライン居場所のはじまりはじまり~!
まずはいつものお約束!
集まる子どもは年齢も出身も性別も宗教も、みんなバラバラ。
ここでは無理せず、自分のペースで過ごすことができます。
ネパールと中国のスタッフが丁寧に通訳してくれるので、日本語に不安があっても問題ありません。自由なコミュニケーションをとることができます。
コロナ禍で他者との交流が減ってしまう中、自宅から参加できるオンラインでの活動を継続しています。
ZOOMを使っての活動ですが、慣れない参加者にもしっかり説明し、オンラインツールの使い方も覚えられて一石二鳥です。
メインプログラム 自己紹介ビンゴ!!
ルールを説明したあと「ブレイクアウトルーム」機能を使い、グループに分かれます。
自分の答えを考えたら、ゲームスタート!!
みんなに質問をして、自分と同じ答えがあると、マスを埋められます。
BINGOを目指しての質問合戦・・・私も挑戦してみました。
ちなみに私の好きな場所はお寺、ですが残念ながら仲間はいませんでした。
BINGOならず、子どもたちの前にあえなく散ります。
というわけで、私は惨敗に終わったこのゲームですが、もちろん勝つことが目的ではありません。
「なんでお寺が好きなの?お寺ってなに?」
「私はお坊さんだから!!」
「お坊さんってなに??」
ゲームを通してこんなやりとりだって考えられます。モスクを知らない日本の子どもがたくさんいるように。
様々なバックグラウンドを持った者同士が、楽しみながらゆるーくお互いを知ることができ、それが違いを認め合うことや、視野を広げていくことにつながっていきます。
当たり前?普通?そんな私の考えがあっさりと崩れるのが、この「居場所」です。
今はまだまだ小さな取り組みですが、不寛容が広がる社会を少しでも潤すことができればいいな、と願いながらスタッフは毎週子どもたちを待っています。
自分が自分でいられて、みんなが認め合える居場所、もっと知りたい方はぜひこちらスタッフの書くnoteもご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
地球市民事業課
村松
本事業は、三菱財団×中央共同募金会「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」を頂き、活動しています。ご支援者の皆さまにおかれましては、心より御礼申し上げます。