シャンティについて

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シャンティの思い

本の力を、生きる力に。

「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和な社会。

それは、一人ひとりが「心の平和」を持つことからはじまります。

文字を知り、知識を増やし、自分の足で立つことができること。

むずかしい問題が複雑に絡み合う社会の中でも、自分らしさを見失わないこと。互いのちがいを認めあい、対話を通して可能性を見出すこと。

シャンティは、本を通した学びが生きる力となり、その生きる力が心の平和を育み、やがて未来を拓くと信じています。

本から生まれる可能性

読み書きができない人は7億7,300万人。
紛争、災害、貧困などが原因で学校に通えない子どもたちの学ぶ機会は奪われています。
シャンティは、子どもたちがどのような環境下でも学ぶことができるよう、
教育の機会を届けています。本には自ら考え、希望を与える力があります。

01
生き方の選択肢を広げる
本は視野を広げ、好奇心を育てます。本を通して知らない世界を知り、考える力をつけ、新しい生き方を自分で選ぶことができます。
02
自分は何者かを知る
紛争や貧困で家族と暮らすことができない環境下では、先人が残した本が、文化や伝統、自分のルーツを教えてくれます。
03
文字を知り、知識を増やす
病気のとき、市場で野菜を売るとき、計算や文字の読み書きができないと生死に関わります。本は文字や数、知識を教えてくれます。

学びが生まれ、続く仕組みづくり

私たちが目指すのは本に触れる
文化づくりと、教育の質の向上です。

本/人/場所/活動
01
学ぶための本や教材
紛争が続く地域や少数民族が暮らす地域では、現地の言葉で書かれた本が不足しています。そこで、活動地の人々が読める本や教材を出版しています。
02
学びを届ける人
活動地の人々が学び続けられる仕組みを、行政や住民と一緒に築くことを大切にしています。
本/人/場所/活動
03
安心して学べる場所
住民主体で建設の進行状況を確認し、完成した建物を維持管理します。子どもたちが安全に学べる場所を住民と一緒に作っています。
04
学びと出会う
ための活動
活動地域では学校に通えず、絵本も見たことがない人が大勢います。学びたいと願うすべての人が参加しやすい活動や雰囲気づくりを心掛けています。

あゆみと実績

1980
シャンティの前身の団体立ち上がる、カンボジア難民キャンプでの活動開始

タイ国内のカンボジア難民キャンプでの教育文化支援活動を行うことを目的に、シャンティの前身となる団体「曹洞宗東南アジア難民救済会議(JSRC)」が設立。タイに初めて事務所を開設し、活動を開始しました。同年6月に移動図書館活動を開始し、さらに8月には難民キャンプに常設図書館を設置しました。(キャンプ閉鎖まで運営)

1981
曹洞宗ボランティア会(SVA)設立

カンボジア難民キャンプでの緊急救援活動の終了にあたり、JSRCの有志が活動を継続するため、12月10日に設立総会を開催し「曹洞宗ボランティア会(略:SVA、現:シャンティ国際ボランティア会)」を立ち上げました。

1989
バンコクのクロントイ・スラムに職業訓練センターを開設

バンコクのクロントイ・スラムに職業訓練センターを開設しました。職業訓練センターで作られたモン族の刺繍や、手織り布を使った商品の販売を行うようになり、この活動がシャンティのフェアトレード事業であるクラフトエイドの現在に繋がっています。

1991
カンボジア事務所を開設。タイにシーカー・アジア財団(SAF)を設立

20年にわたる内戦によって傷ついたカンボジアの教育文化の復興を支援するため、カンボジア事務所を開設し、職業訓練学校の建設と運営、住民参加型の学校建設や、図書館事業、仏教経典や書籍の復刻などを行いました。
また同年、シャンティのタイ事務所をタイ国内で法人として登録し「シーカー・アジア財団(SAF)」を設立しました。(2015年3月にシャンティから独立し、現在はパートナー団体として連携しています)

1992
ラオス事務所開設

タイ国内のバンビナイ・ラオス難民キャンプで図書館活動や印刷出版事業を行っていましたが、キャンプの閉鎖と難民の帰還に伴い、1992年にラオス事務所を開設しました。当時ラオスには、首都ビエンチャンに国立図書館があるのみで公共図書館はおろか、図書室をもつ小学校はほとんどありませんでした。謄写版の製作や普及、教材制作や研修のほか、図書館のない1,207の小学校に1,974箱の図書箱を配布しました。

1995
阪神・淡路大震災被災者支援活動を実施

1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災に際し、緊急人道支援を開始しました。被災地での物資配布や初動調査、仮教室や子どものスペース、女性向けシェルターの建設、絵本の読み聞かせなどを通じた心のケアなどを実施。阪神・淡路大震災以降、緊急救援室を設置し、国内外で緊急救援活動に取り組んでいます。

1999
「絵本を届ける運動」を開始。
「社団法人シャンティ国際ボランティア会」となる

絵本を知らない活動地の子どもたちが、世界を知る喜び、時間を忘れて夢中になる楽しさ、言葉や知識を得る喜びに出会ってほしいと願い、1999年に「絵本を届ける運動」を開始しました。家庭でも取り組める国際協力として、初年度は約750人の手により翻訳絵本がつくられ、カンボジアに1,941冊、ラオスに1,532冊を届けました。
また、社団法人の法人格を取得し、より公益性の高い組織として新しい一歩を踏み出しました。

2000
ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所開設

1984年以降、ミャンマーの軍事政権と少数民族の反政府勢力との抗争などで14万人の難民がタイへ逃れてきました。子どもたちが祖国や難民キャンプの外の世界を知る場所となるよう、タイにミャンマー(ビルマ)難民事業事務所を構えました。国連機関やNGO、難民委員会などと連携しながら、カレン系の7か所の難民キャンプで図書館建設やカレン語・ビルマ語での絵本出版、図書館員の研修などの図書館活動を開始しました。

2003
アフガニスタン事務所開設

2001年9月11日に発生した同時多発テロ後のアフガニスタンへの空爆を受け、パキスタンにおいて、アフガニスタン難民への食料配布を行いました。その後も、継続的な支援を行うために、アフガニスタン事務所を開設しました。約1万6,500ある学校の半数は、校舎がないか足りておらず、教育の質の向上も求められています。シャンティは校舎の建設に加え、学校図書室の設置や教員研修、移動図書館活動を実施しています。

2011
東日本大震災被災者支援活動を開始、「公益社団法人」に法人格を変更

2011年3月11日に起こった東日本大震災に際し、翌月から宮城県気仙沼市に事務所を構え、東日本大震災被災者支援活動を開始しました。岩手県遠野市、福島県南相馬市にも事務所を開設し、国内外での被災地支援の経験がある職員を派遣。全国から駆け付けた多くの人たちと支援にあたりました。(2018年末に事業終了、東北3事務所閉所)
公益法人制度改正に伴い、「公益社団法人」として公的認定を受け、法人格を変更しました。

2014
ミャンマー事務所開設

2011年の総選挙後、民政移管した新政権が発足したのをきっかけに、政治、経済、行政改革など民主化が進みました。しかし、教育を含む社会サービスの改革は容易ではなく、半数の子どもが小学校の最終学年まで進めない状況でした。シャンティは教育課題改善を目的とし、ヤンゴンとピーに事務所を開設し、寺院学校改善事業、公共図書館改善事業、学校に行けない子どもの支援事業、絵本・児童図書出版事業から活動を開始しました。

2016
ネパール事務所開設

2015 年に起こったネパール大地震の発生後、緊急人道支援を実施しました。被災規模の大きさに対し、緊急救援の段階が過ぎても復興は進んでいませんでした。ネパールは震災前から教育に関して多くの課題を抱えており、震災復興の一助として1日でも早くネパールの子どもたちに安心して学べる環境を届けるため、首都カトマンズに事務所を開設しました。

2019
ミャンマー国境支援事業事務所開設

タイ国境の難民キャンプから、ミャンマーへ帰還する動きが始まったのを受け、シャンティは難民の帰還先であるミャンマーのカレン州で事業を開始するために、州都パアンにミャンマー国境支援事業事務所(MBP事務所)を設置しました。帰還先の村には図書館も学校の図書室もないこと、昔から住んでいる地元住民との情報交換や交流を行う場所もありませんでした。そこで、コミュニティリソースセンターを建設し、図書館活動も開始しました。

2020
日本国内で外国にルーツを持つ子どもの支援を開始

2020年6月から日本国内において、外国にルーツを持つ子どもへの支援事業を開始しました。子どもの抱える課題は、孤立や家庭の貧困などさまざまです。多様な背景を持つ子どもたちが同じ時を過ごし、気持ちを共有することで、お互いを尊重し自己肯定感が育まれることが大切だと考え「居場所づくり」を進めています。コロナ禍ではオンラインで、同じルーツを持つ子ども同士が自分のペースで交流できる場を設けています。

これまでの活動

シャンティでは団体設立から、1冊の本から希望を見出し、
自らの未来を切り拓いてほしいと活動を続けてきました。

学校建設
442
図書館・図書室設置
1,055
絵本出版
655
タイトル
961,613冊
絵本を届ける運動
(配布した絵本)
381,237
図書館利用者
16,480,000
研修会参加者
55,204
(教員や図書館員
向けの研修)
緊急人道支援
93
回出動
(海外61回、国内32 回)

応援メッセージ

絵本作家
エリック・カール
絵本作家
かこさとし
漫画家・ イラストレーター
こうの 史代
紙芝居・絵本・造形作家。
やべ みつのり
絵本作家
いまき みち
絵本作家 / 大阪芸術大学 文藝学科客員准教授
立本 倫子
絵本作家
二見 正直
漫画家
上條 淳士
子どもと読書の コーディネーター& ストーリーテラー
佐藤 凉子
フォトジャーナリスト
安田 菜津紀
フォトジャーナリスト
川畑 嘉文
フォトジャーナリスト
渋谷 敦志
作家
青木 利元
gooddo株式会社
中村 奈津
元駐日アフガニスタン 大使館 広報官
ジェイソン・プラット
gooddo株式会社
下垣 圭介
特活)NPOコミュケーション支援機構 代表
加形 拓也
NPO法人オブセリズム 代表(演出家)
花井 裕一郎
リブライズ合同会社
地藏 真作
株式会社 電通 特命顧問
白土 謙二
READYFOR代表
米良 はるか
映画監督
金高 謙二
プロサッカー選手
柴村 直弥

シャンティをもっとよく知りたい方へ

絵本作家
エリック・カール

It means so much to me that my books are enjoyed by readers in different countries around the world.
I am very grateful to the Shanti Volunteer Association for all that they do to make books available in different languages.
I hope readers of all ages will find comfort in my books and in any picture book they read together with their families and friends.
I hope the closeness of sharing books together, as well as the hopeful message of my stories will bring peace and beauty to all.

世界のさまざまな国のみなさんが私の絵本を楽しんでくださっているのを知って、とてもうれしく思います。
シャンティ国際ボランティア会のみなさんが、さまざまな言語に翻訳され、子ども達に絵本を届けている活動を私は、とてもすばら しく尊いことだと感じています。
あらゆる年齢のみなさんが私の絵本を読んで満ち足りた気持ちになり、家族や友達と一緒に絵本を楽しみながら読むことができるように願っています。
私は多くの人が本に親しむと同時に、希望に満ちたメッセージが込められた私の物語が全ての人々に平和と人生の美しさを届けられればと願っています。

絵本作家
かこさとし

だから 本は すばらしい!
本は いっしょに どきどきしたり笑ったり なかよしをます たのしい ともだち。
本はさびしさをなぐさめ つらい心を いたわってくれる やさしい お母さん。
本は 力のつく栄養と おいしい食物を 上手に つくってくれる コックさん。
本は 昔や 外国のめずらしいことを おしえてくれる すてきな先生。
本は 正しい おこないを はげまし 人の道を 示してくれる しっかり父さん。

漫画家・ イラストレーター
こうの 史代

自分の中に起こる、さまざまな感情や思い。家族や友達にわかってもらえなくても、本を読んで、同じ思いを共有することができる。そして、たとえそれがマイナスの感情でも、つらい感情も「乗り越えた人がいる」ということを、学ぶことができます。だからこそ、本を読むとほっとするのでしょうね。
アジアの子どもは家族や豊かな自然に囲まれています。ですが、体験だけでは理解できないことってあります。たとえば兄弟が多くて末っ子で理不尽な思いをしている、家族の中では自分だけがその立場だから、他の人にはわからない。そういう感情も本の中に見いだせるのです。
本は、いつでも心に思い浮かべられる「私だけの風景」をくれます。自分が苦しいとき、決意するときなどに、遠くの町の灯りのように、自分の将来を照らしてくれます。

「わたしの大切な一冊」
『銀河鉄道の夜』宮澤賢治作(角川文庫)
いま手元にある本で、一番古い本です。宮澤賢治のいつも人として当たり前のことをしようとしている、筋が通っている生き方にひかれました。
「銀河鉄道の夜」をはじめて読んだときには衝撃を受けました。辛い境遇にあるジョバンニに対するカンパネルラの思いやジョバンニの嫉妬など、微妙な心の動きを目の前につきつけられたからです。ふだんは目にしない人間の感情のどろっとした面がいきなり出てくるんですね。
そして、宮澤賢治の作品は意外に技巧的なのです。まんがを描くようになってから、それに気づくようになりました。ときどき、朗読して、表現のおもしろさに改めて気づきます。全体の構成や、方言の表記の工夫など、今は読むたびに発見があります。

紙芝居・絵本・造形作家。
やべ みつのり

僕は子どもの頃、街頭紙芝居を見るのが楽しみでした。
絵本に出会ったのはおとなになってから。
アジアの子どもたちに図書館をつくり、絵本や紙芝居に出会うチャンスをつく
る活動を長年にわたりされているシャンティを応援しています。
ひらかれた本から双葉が芽を出しているシャンティの新しいロゴマークに、言葉をこえて未来への無限の想像が広がります。
子どもたちの持つ力を信じ学び合いたいです。

絵本『かばさん』(こぐま社)、『ふたごのまるまるちゃん 』(教育画劇)、『ひとはなくもの』(こぐま社)、紙芝居『ほねほねマン』(童心社)など。

絵本作家
いまき みち

神奈川県のはしっこの藤野という町に住んで30年以上になる。
引越をして来た当時、本屋さんも図書館もなく、子供たちは学校の図書館のわずかな児童書や絵本をみれるだけだった。
でも、自宅で文庫を開いた時、友達同士でお話を作って遊んだり活字にたよらない世界が残っていた。
きっとサポートしている国でもお話の世界はあると思う。「本の力」はなんだろうと考えた時、「文字の力」や「絵の力」が子供たちの「生きる力」のひとつになってくれたらいいなと思います。
注 藤野町は合併して相模原市緑区に標示がかわりました

絵本作家 / 大阪芸術大学 文藝学科客員准教授
立本 倫子

本棚に雑然と並んでいる本。その背表紙の美しさ。
それを見ていると、好奇心が沸き起こり、いろいろな考えが走り出します。
そうして、いつしか空想の世界への汽車へ乗り込みます。
ふと手にした1冊の本で、私たちはいつでもどこでも、
見た事もない場所へのすばらしい旅へと出かけることができるのです。

絵本作家
二見 正直

みんなで素敵な未来をつくっていきましょう! 理想の未来を思い描く力。それは、人生のあらゆる困難に立ち向かっていくことができる原動力となります。それは本を読むことで大きく育ちます。これからの子どもたちが、とびきり素敵な未来を描いてくれることを願っています。

絵本『もっとおおきな たいほうを』福音館書店、『えんまのはいしゃ』偕成社、『こぎつねトンちゃん きしゃにのる』教育画劇 など

漫画家
上條 淳士

人は、本がなくても生きていける。
本を読まない人にとって本は「そこにある」物質にすぎない。
本で腹は膨れない。
しかし本は、それを必要とさえしてくれれば、知識を与えてくれる。 好奇心を満たしてくれる。 答えを示唆してくれる。 勇気をくれる。
その時、本はあなたの「側にいて」くれる。
どうか本を読んでください。
たくさんの「ある」から「いる」に、本を変えてあげてください。

子どもと読書の コーディネーター& ストーリーテラー
佐藤 凉子

読書を通して培われる想像力や理解力が、幸せや平和や民主主義へとつながっていくことを願っています。

フォトジャーナリスト
安田 菜津紀

幼い頃、数々の本が教えてくれた、知らない世界に触れる喜び。
そんなかけがえのないひと時が、環境の壁を乗り越え、世界の子どもたちに広がっていきますように。

フォトジャーナリスト
川畑 嘉文

読書は冒険への一歩。人は本を読むことで知的好奇心を満たし世界を広げていきます。貧しいために通学できない子ども。紛争で故郷を逃れた子ども。そんな子どもたちも平等に本を手にし、新しい世界を発見することができる。アジア各地にあるシャンティの図書館で、無我夢中で本を読む子どもたちの姿がとても印象的でした。あの子どもたちが無限の可能性を膨らませ、いつか立派に社会に羽ばたいていくことを夢見てなりません。

フォトジャーナリスト
渋谷 敦志

作家
青木 利元

「本」は「ことば」でできている。
「ことば」は私たちの意識の働き、思考という機能を写し取る鏡のようなものである。
だから、「ことば」は私たちの人生あるいは生活や世界の実相のすべての領域を捉えることができる。文学は審美的に見事な形象を生み出し、学術研究は自然や歴史や世界の謎や根源を解き明かす。「本」はそれを収めた、生きる糧のぎっしり詰まった宝石箱のようなものだ。
さらに、人は「本」によって社会を知り自立した批判的精神・知性を持つこともできる。「本の力」の凄味はそんなところにもある。

gooddo株式会社
中村 奈津

「戦争の反対は、平和ではなく、文化だと思う」と、尊敬する社会起業家の方が仰っていました。
本を読むことはまさしく文化を知ることなのではないかと思います。
まずは読み終わった本を送ることなど、自分にできる範囲の身近なアクションをする人が増えることを願っています。

元駐日アフガニスタン 大使館 広報官
ジェイソン・プラット

読む力は人々にとって、とても重要なものです。
多くの情報を得ることで、さらによい生活ができるようになります。
また、お互いのこともさらによく理解できるようになり、平和を促進することに繋がります。
アフガニスタンでこの力をもっと広げたいです。
シャンティの本のプロジェクトはとても素晴らしい活動だと思います。
いつか私の愛犬がシャンティの本に出たら、アフガニスタンへの大きな貢献に繋がります。

gooddo株式会社
下垣 圭介

私自身、本を通して本当に多くことを学びました。特に幼少期に本からうけた影響はとても大きなものです。
「シャンティ国際ボランティア会」様が行っている活動が、1人でも「本を知らない」子どもたちが減らし、1人でも多くの子どもたちに、豊かな生活を送ることができるきっかけを与えてくれるよう願っております。
応援しております!

特活)NPOコミュケーション支援機構 代表
加形 拓也

NPO法人オブセリズム 代表(演出家)
花井 裕一郎

本を読む、正しい情報に触れる、これこそが教養となり「平和」へのプロセスと考えます。未だこの行為が出来ない人々に、この行為を届けることが、また「平和」を広げることとなり、僕がここに存在することに繋がると考えます。
消費される本をシェアする本へ。そこに生まれる本や情報による「交流」を世界中でつなげていけることを願い、賛同、行動します。

リブライズ合同会社
地藏 真作

株式会社 電通 特命顧問
白土 謙二

本がヒトに教えてくれること。
知識、考え方、方法。
愛すること、笑うこと、悲しむこと、慰めること。
歴史、未来、生き方、行動の大切さ。
どんな困難な状況にあろうとも、
読みたい時に、読みたい本を、読める自由。
それがあれば、明日への“可能性”が生まれる。
本には、それだけの力がある。

READYFOR代表
米良 はるか

映画監督
金高 謙二

私は映像の世界に長くかかわってきました。映像は言葉や文字よりも見た感動や怒りや歓びをそのまま直接観る人たちに伝えることだと思っています。しかし、それをスタッフやスポンサー、さらに自分自身をも納得させるためには文字にすることが大切です。一つの物語を作るためには、多くの参考になるものやお手本となる本を読むこと以外にそれ以上の成果はないと言えるでしょう。
 絵本は映像に似ていると思います。どの子も持っている無限の可能性、それを絵本はあっさり超えさせ、更なる想像力をかき立て膨らませてくれるのです。それは人にとって無くてはならない宝物だと思います。

プロサッカー選手
柴村 直弥

幼いころから本を読むことで様々なことを想像したり、考えたりしてきました。いまもなお本から多くのことを学ばせてもらっています。 アフガニスタンの隣国であるウズベキスタン含め、これまで海外の様々な国々で生活をしてきましたが、本を読むことができない子ども たちが世界には数多くいることを実感しております。1人でも多くの子どもたちが身近に本と接することができる環境になることを願っ ています。