ヴィエンカム郡の小学校・第一号○○○?
サバイディー(こんにちは)!
ラオス事務所の山室です。
先日、事業地ヴィエンカム郡の学校を訪問して、嬉しいびっくりがありました。
皆さまにもお伝えしたく、紹介します。
奥が学校校舎、手前にある小屋のような建物、何だと思いますか?
入り口に、こんな看板があります。ラオス語で「ホーサムッ」です。
(本当は、この規模であればホーンサムッが正しいのですが、ご愛嬌。)
わかりましたでしょうか?
ラオス語で、ホーサムッは図書館、ホーンサムッは図書室という意味です。
そうなんです。学校に、独立した図書室ができているではありませんか。
以前この学校に訪れたときには教員宿舎だったのに・・・!
シャンティの読書推進研修会を受けた後に、図書室にしたそうです。
おそらく、ヴィエンカム郡の小学校第1号の図書室です。
すかさず中に入ってみると、同行していた専門家の方から、入り口の向き、スペース、家具や図書のの配置の仕方などについて、アドバイスを頂きました。どういう視点でみればよいのか、さっそく勉強になりました。
さらに嬉しいことに、他の多くの小学校でも、教室の一角に、教員室に、続々と図書コーナーが設置されていました。
シャンティの活動を始める前は図書コーナーなんて全然なかったのに、地道な活動の成果が着々と出てきています!
休み時間になると、たくさんの子どもたちがこの図書コーナーに来て本を手にしているとのこと。
本の貸出も、教員がやり方を身に着けて、しっかり行なわれているようです。
貸出の記録表
子どもに人気の絵本タイトル(シャンティの出版絵本)
教員からも、図書館活動を始めてからの子どもたちの変化、そして読書教材の絵本を授業でどうやって活用しているのかなど、たくさん嬉しい話を聞くことができました。
教員が、教育行政官が、シャンティ職員が、みんなで頑張っている証が、教育現場に、そして子どもたちに、あらわれています。
これからも応援宜しくお願い致します。
ラオス事務所 山室仁子
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「まだ本を知らないアジアの子どもたちへ10万冊の絵本を届けたい!」
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