2024.03.23
緊急人道支援

片付けのお手伝いを行っています|令和6年能登半島地震

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震災

「避難所からここまで来て、少しずつ自分でやってたけど、運ぶのが大変でね」

そう話すのは、ご実家が全壊しご自宅も被害を受け、避難所で生活する女性です。

「日中は避難所から実家に行き、納屋を少しずつ片付けていたの。

全壊した家を見るとどうしたらよいかわからなくて。

隙間からなんとかお位牌を取り出したんだよ。

お仏壇は本当は奥の部屋にあったのに、ここまで来たんだね。
(全壊した家屋の手前の隙間からお仏壇が見えました)

代々使ってきた食器がダメになってしまって。破棄したらバチが当たるかな」

シャンティの職員が訪問した時はまだ片付けることに迷いがあるようでしたが、お話をする中で少しずつ片付ける決断しているようでした。

門前町では、2月末に社会福祉協議会の災害ボランティアセンターが開設されました。シャンティは災害ボランティアセンターと連携し、被害を受けた方からの要望に沿って、ご自宅などにボランティアを派遣し家屋などの片付けを続けていきます。

 

※当事業は、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)の助成金、皆さまのご支援を受けて実施しております。