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2022.08.10
国内での活動

宮城県仙台市にて宗教施設を活用した防災減災の取り組みを紹介させていただきました

地球市民事業課の中井です。

7月28日~29日、宮城県仙台市にて宗教施設を地域資源として防災減災でどのように生かすことができるのかヒアリングさせていただきました。

 

本事業の概要と前回の取り組みはこちらになります。
https://sva.or.jp/activitynews/er220703/

はじめに、浄土宗愚鈍院の中村住職、今回の防災減災事業でお世話になっております大阪大学稲場教授、菊池崇良仙台市議会議員と共に若林区役所まちづくり推進部を訪問しました。2015年には第3回国連防災世界会議の開催場所となった仙台市の防災の取り組みについて多く学ばせていただきました。

愚鈍院では地域御寺院との意見交換会をしました。
3.11の際、被災者を受け入れた経験を持つ寺院もあり、帰宅困難者受け入れや福祉避難所など都市部に近い宗教施設は発災直後の活用方法が非常に幅広いと改めて感じる機会になりました。

翌日は、当会の理事である曹洞宗松源寺の東海住職にお話を伺いました。
地域避難施設(がんばる避難施設)として活用されている松源寺の防災の取り組みについてご紹介いただきました。
その後は、東海理事のご案内で、東北福祉大学、関係寺院2ヵ寺、保護司を務める住職を訪問。当会の防災減災事業について説明させていただく機会を多くいただきました。

宗教施設も多くあり、カンボジア教育支援の協力団体である「サンタピアップみやぎボランティア会」も存在する仙台市にて宗教施設を活用した防災減災という分野で何がお手伝いできるのか模索していければと思います。

※本事業は、令和4年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業の助成を受けて実施しています。