戦争から逃がれ、今度は地震の被害に|ミャンマー大地震
ミャンマー大地震発生から2週間以上が経過しましたが、人びとはとても簡素な場所での避難生活を過ごしています。
木の棒にくくったビニールシートを屋根に、地面の上のベニヤ板やゴザの上に薄い布団を敷いた上で暮らしています。
下はとても硬く、横になってもゆっくり休まりません。仕切りなどもないため、プライバシーを確保することができません。心身ともに休まらない状況です。
活動に当たっている職員を通して避難されている方の声が届きました。
Aさん
私はある町から逃げてきた国内避難民です。 私には13歳と4歳の娘がいます。同じく紛争地域から逃げてきた義理の母と一緒に暮らしています。
夫とは連絡が取れません。残念なことに、今回の地震で娘2人が怪我をしました。1人は背骨を骨折し、もう1人は足を骨折しました。
歩くこともできず、一日中ベッドに横になっていなければなりません。避難所内の医療サービスではこのような怪我の場合、病院での診察を勧められました。
でも、治療費を十分に払えるわけじゃないのです。仕事がありません。
希望を失い、この先どうしたらいいのかわからないのです。
Bさん
私の家族は7人です。今回の地震で、私の家は近くのコンクリートビルが倒壊し、被害を受けました。夫はジェムコンパウンドで、私はカレー屋で働いています。地震のため、私も夫も仕事を失いました。
私には10歳と15歳の娘、12歳の姪っ子がいますが、みんな私たち夫婦の収入に頼って生活していました。職場の閉鎖で収入がなくなり、将来が心配です。
私たちはいつまでこの避難所にいる必要があるのかわかりませんし、家を再建するための貯金もありません。
シャンティは引き続き、連携団体と協力し必要な支援を行います。
以下の方法で緊急募金を受け付けています。みなさまからのあたたかいご支援により活動を行うことができます。引き続き、ご協力をよろしくお願いいたします。
■クレジットカード
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