2009.04.08
海外での活動
キャンプで「難民子ども文化祭」を開催!(1)
シャンティが2000年から図書館支援活動をおこなっているタイ国境のミャンマー(ビルマ)難民キャンプ。 去る3月31日~4月3日の4日間、キャンプ内で「難民子ども文化祭」が実施されました!
子ども文化祭???
場所 シャンティメーソット事務所から車で2時間のウンピアム難民キャンプ 。
人口約15,000人のカレン族中心のキャンプですが、その他にもたくさんの民族が暮らしています。
文化祭に参加した子どもたち 総勢80名。シャンティ活動の対象地メラ、ヌポーの各キャンプ のカレン族の子どもたち、そしてウンピアムキャンプからはカレン族をはじめ、、、
ビルマ、モン、カチン、チン、パオー、アラカン、グルカー(インド・ネパールからカチン州に流入した人たち)計8民族の子どもたちが集いました。
多民族の子どもたちの、コミュニケーション方法?
便宜上、民族グループごとに色違いのバンダナをつけてもらいました。共通語にはビルマ語とカレン語を使用しました。
そして、、、、文化祭のスタート
【メイン会場はこのキャンプホール。雨漏りがいつも心配でした】
4日間の文化祭の間には、子どもたちの交流のため、スポーツやゲーム、ピクニック、キャンプ図書館訪問を行い、クライマックスに「文化の夕べ」と題した伝統民族舞踊・楽曲披露公演を開催!
初日は初めてのキャンプ外への旅
見知らぬ仲間の中で、興奮、緊張など、硬い表情だった子どもたちも、次第に打ち解けていきました。
見知らぬ仲間の中で、興奮、緊張など、硬い表情だった子どもたちも、次第に打ち解けていきました。
【丘の上で記念撮影、後方に広がっているのがキャンプ】
【図書館に寄ってストーリーテリングの世界を体験】
当初、文化祭参加の条件は「10~15歳の子どもたち」だったのですが、蓋を開けてみると、、、
一番下は9歳から上は18歳までのレンジの広いグループとなりました。それもグループの中で兄弟姉妹のような仲間意識も生まれ、それなりによかったようです。
一番下は9歳から上は18歳までのレンジの広いグループとなりました。それもグループの中で兄弟姉妹のような仲間意識も生まれ、それなりによかったようです。
【私たちのテーマは、「自然の中の家族愛」?
さて、ハイライトの公演に向け、盛り上がっていきます、、、
【「文化の夕べ」にてカチン族の展示ブース】
(2)へ続く、、、、
SVAミャンマー(ビルマ)難民支援事業事務所 所長 小野豪大