【カンボジア幼稚園】ペットボトルのキャップから…伝えたい想い
スオスダイ~(こんにちは in クメール語)
カンボジア事務所の澤井です。
カンボジアは雨季まっただなかで、突然雨が降ります。
大雨・小雨、種類さまざま、雲行きが怪しくなったら要注意です。
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さて、先日6月12日~15日まで、カンボジア幼稚園のモニタリング・天竜厚生会(後述)の現場指導を行いました。
幼稚園訪問・振り返り・講義・アイディア出し・制作活動…などが行われ
幼稚園の先生はじめ、州教育局や教育省幼児教育局の担当者も参加し、実り多きものとなりました。
本事業は、JICA草の根技術協力事業の一環で、協力団体の社会福祉法人天竜厚生会と行っています。
日本よりはるばる、天竜厚生会の保育士の先生方にお越しいただき、現場指導を行っていただきました。
その中の、廃材を使った制作活動を一部ご紹介(^0^)/
このきれいに分けられたペットボトルのキャップ
いったい何に生まれ変わるのでしょうか……?!
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作り方の説明を聞き、みんなで役割分担をして、
切ったり
貼ったり
色を塗ったり、、、
三つ並べの完成!
三つ自分の柄のキャップを、縦・横・斜めのどこかに1列そろえたら勝ちです。
ルールを教わりながら、楽しんでいました。
こちらはオセロチーム。
カンボジアにも似たようなゲームはあるものの、ルールが少し難しかったようです。
つまようじを刺して、コマを制作中!
おそるべしペットボトルキャップ、、、
無限の可能性を秘めています。
ペットボトルキャップや廃材、簡単に手に入るものでできるおもちゃ作りは、先生方に大好評でした。
ここに、天竜厚生会の保育士の先生からの大事なメッセージがあります。
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「今ここで楽しんだ経験を、
今度はぜひ子どもたちと一緒に共有してほしい」
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カンボジアの幼稚園では、物をそろえて、飾り付けて、各コーナーを作って…など
まだまだ目に見える「もの」に注目しがちな傾向があります。
その「もの」に対して、子どもたちはどう反応するか?
どうしたら興味をもってくれるか?
そのためには、先生も一緒になって楽しむのが1番!
子どもの目線になって楽しむことで、自然と子どもの気持ちや興味がわかります。
常に、「子ども中心」に考える大切さを
天竜厚生会の皆さまと協力して、これからも伝えていきます。
カンボジア事務所 調整員 澤井