2015.08.03
海外での活動

ラオスの少数民族の子どもたちに学校贈呈

ラオス

アジア地域ディレクターの八木沢です。
7月24日、ラオスのルアンパバーン県ヴィエンカム郡の少数民族の村にて小学校の新校舎の贈呈式が行われました。私も参加させて頂きました。新校舎を贈呈したのは「茨城アジア教育基金を支える会」。同会は今年、創立30周年を記念事業としてサムスム小学校の建設を行った。シャンティと30年間協力してタイ、ラオスを中心に教育支援活動を行ってきた。

新しい校舎と子どもたちと参加者
新しい校舎と子どもたちと参加者

30周年記念事業は3年前から計画して実施。学校の建設には茨城県内を中心に350人、15の団体、15の企業が協力。贈呈式に会員や協力団体の水戸西ロータリークラブの関係者29人が参加して行われた。

子どもたちハイタッチでお別れ
子どもたちハイタッチでお別れ

贈呈式にはラオス教育省ミートン就学前・初等教育局長、地元郡、教育関係者が参加。茨城アジア教育基金の長谷川典子会長は「子どもたちが新し校舎で学ぶ姿が嬉しい。学校がラオスと日本の友好の懸け橋になって欲しい」。「ラオスのモデルの学校として、環境、花をたくさん咲かせて欲しい」と語った。

雨の中の出迎えの行列
雨の中の出迎えの行列

贈呈式はあいにくの雨でしたが子どもたち、村人からの大歓迎で忘れ難い感動の贈呈式となりました。30年を継続することは簡単ではありません。シャンティと共に30年の「茨城アジア教育基金を支える会」の皆様に感謝申し上げます。会の原点は、タイ映画「田舎の教師」の上映運動でした。