ロンジーファッションショーご覧あれ!
ミンガラーバー!
ミャンマーの正月を来週に控え、事務所もなんだかゆったりムードです。
今回はミャンマーの伝統衣装であるロンジーについて紹介したいと思います。
ロンジーとは筒状の布で、この筒の中に入って腰に巻きつけて着用します。
(巻き方については→http://myitta.com/archives/900551.html)
簡単に言えば、巻きスカートのようなものです。
ミャンマーでは男女問わず日常的にも正装としても使われます。
ミャンマーだけでなく暑い地域・国ではよく使用されるようで、バングラデシュやインドなどの国でも使われるようです。
私のバングラデシュの友達にロンジー姿の写真を見せたところ、
ルンギ(ロンジーのベンガル語)だ!かっこいい!と言われました。
インターン山田は、
最初は、「ス、スカート、、、」と尻込みをしていましたし、
足がすーすーするのでかなりの違和感を感じていました。
が、慣れてみるととっても心地よい。
乾期の一時期を除き、連日暑さが続くミャンマーでは
ズボンは汗びしょになってしまうので、風を通すロンジーはとっても使い勝手がよいんです。
職業によっては着用するロンジーの色が決まっていることがあります。
いつも学校に行くときに会う先生は決まって緑のロンジー、
生徒も緑のロンジーを履くことがあります。
他にも女性の看護師は赤、
技術系の大学の学生は青のロンジーなど、
ロンジーからその人の職業がわかることがあります。
また多民族国家のミャンマーでは民族ごとにもデザインが異なっています。
全てのロンジーがどこの民族のものかわからないのですが、
例えば、男性のもので言うと
インターン山田とヤンゴン事務所スタッフ・ヤンナイが履いている下の写真はカレンロンジー
太めの横線が一箇所入り、その横線の真ん中に細めの線が入るのが特徴。
モンロンジー
モンロンジーは網模様の中に一本細いラインが横に入ります。
今は多くの種類の色がありますが、伝統的にモンの男性は赤いデザインのものを着るそうです。
現在では、ファッションとして民族問わず様々なロンジーが履かれているようです。
最後にロンジーをはいているスタッフのファッションショーをお届けします。
写真を撮った日に出勤していたミャンマー人スタッフ11人のうち9人がロンジーを着用しているという驚異的なロンジー率。
まずは男性陣から。
最年長のウトー、上下ともに落ち着いた雰囲気。
教育事業改善スタッフのコウーも落ち着いた色のロンジーを着ています。
ドライバーのコゾー、目はお腹の方にいきそうですが、
こちらも比較的地味なロンジー。
男性のロンジーはあまり派手ではないのでしょうか。
図書館事業のコトゥン、きめの細かい縞模様はラカインのロンジー
同じく図書館事業のゼヤ、若者だけあって少し上の人たちに比べると少し明るめ
最後にインターン、山田
次に女性陣
まずはクリーナーのドーチーチー、図書館事業のネインからプレゼントでもらったこのロンジーを大切に使っているそうです。
次に経理のヘイメン、チェイというデザイン。
比較的年齢が高いミャンマー人女性が着るロンジーだそうですが、
20代前半のヘイメンがうまく着こなしています。
最後に日本人調整員有華さんのロンジー、カチン族のデザインだそうです。
色も明るく・ドット模様もきれいです。
カチン族のロンジーは比較的派手なものが多いように感じます。
みなさんはどのスタッフのロンジーが好きでしたか。
最後にピー事務所スタッフのウトーよりロンジーを着用する際の注意事項です。
「ロンジーを履くときは必ず下着を身につけてください」
安心してください、履いてますよ!
ミャンマー事務所
山田