ミャンマーっ子の秘密大公開!
(ミンガラーバー:こんにちは)!
ミャンマーのピー事務所でNGO海外研修プログラムに参加している北海道教育大学の菊池万葉です。
この時期のミャンマー(ピー)と、出身地の北海道では、気温差は10度以上あります。
雨期のため、ミャンマー人にとっては少し過ごしやすい気温のようですが、私にとっては灼熱で、自転車での通勤はサウナで運動しているかのようです…
この写真はミャンマー初の世界遺産「スリ・クシェトラ(タイエーキッタヤー)」を訪れた時に撮影したものです。
気温が大きく異なるにもかかわらず、どこか北海道と似ている風景を見ることができて、暑い暑いと言いながらも、居心地よく感じています。
ミャンマーっ子の秘密大公開!
ここからは、研修1週間で気づいた「ミャンマーの子どもたちの秘密」について、お伝えします。
学校におしゃれは必須!
ミャンマーの学校には、ピアスやネックレス、指輪などのアクセサリーを付けている子どもたちが多くいます。
ゴールドのシンプルなデザインのものがほとんどで、日本では見られないおしゃれな子どもたちが多いという印象を持ちました(ミャンマー人スタッフによると、貯蓄として金を保有する人も多いため、子どもたちが本物の金のアクセサリーを付けていることもあるようです。)。
子どもによって異なるデザインで塗っている、「タナカ」と呼ばれるミャンマーの日焼け止めが、そのおしゃれさ、かわいらしさを倍増させています。
(写真では見づらいのですが、訪問した学校では、ゴールドのピアスを付けている子どもたちが多かったように思います。)
ミャンマーの子どもたちは大食い!?
日本の学校での昼食は給食ですね。私が日本の小学校で教育実習をしたときは、栄養価が高く、おかずも豊富なので、すぐにお腹一杯になっていました。
ミャンマーの学校では弁当持参です。日本の弁当箱とは異なり、銀の筒状の3段弁当の中に、ご飯と2種類ほどのおかず、その他に小さいビニール袋に入れたスープを食べていました。
(ミャンマーの弁当箱)
これでも十分お腹一杯になりそうですが…その後、学校内の売店や移動販売で、デザートやスナックを購入していました。
(カチカチに凍ったタマリンドジュース。暑い時間にはもってこいの飲み物(?)ですが、日本人にとっては甘すぎます…)
昼休みは輪ゴムで勝負!!
昼休みは、ビーチサンダルを脱ぎ捨てて走り回る子、木陰でお話ししている子など様々です。これは日本の学校と変わりませんね。
日本では、鬼ごっこやドッヂボールといった遊びが人気ですが、訪問した学校では、輪ゴムを使った遊びが流行っていました。
(輪ゴムのタワー。この子は審判をしていました。)
この遊びは、非常に興味深く、何十本も輪ゴムを積み上げたタワーに、5、6m程離れたところからゴム鉄砲で当てることができたら勝ちというようなルールのようです。子どもたちの中でも特に上手な子は、他の子が失敗してあきらめる中で、最後にタワーに必ず命中させており、その様子は何度見ても圧巻でした。
(離れたところからゴム鉄砲でタワーに当てようとしています。)
この遊びは日本でもはやりそうですが、輪ゴムを飛ばして遊ぶのに危険が伴うということで学校内ではできないかもしれないですね。残念です。
最後に
初めて見る外国人に対しても、行儀よく「ミンガラーバー!」と笑顔で返してくれるミャンマーの子どもたちはとってもかわいいです。
この子たちのために何かできることがないか考えながら、残りの研修期間も頑張ります。
2019年夏期NGO海外研修プログラム ミャンマー、ピー事務所研修生
菊池万葉