2018.02.10
海外での活動

サラソティ小学校について(1)学校の名前

ネパール
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震災

サラソティ(=サラスヴァティー)は学問と芸術の女神です

ネパール事務所長の三宅隆史です。ネパール事務所の事業は2018年3月から2年目に入ります。2年目も初年度同様、大震災によって校舎が倒壊した3校で耐震構造の校舎の建設を行います。今回は対象校の一つであるサラソティ小学校の名前についてお伝えします。

学校の名前は七福神の弁才天/弁財天

ネパールでは学校の名前がヒンズー教の神様に由来している場合が多いです。サラソティ(=サラスヴァティー)は学問と芸術の女神です。上の絵のように知性に裏打ちされた気高い美しさの神様です。日本では七福神の一柱、「弁才天/弁財天」として親しまれています。

サラソティ神をお祭りし学問の向上を願う日はネパールでは祭日となっています。この日はネパールの立春でもあります。暦で日にちが毎年変わりますが、2018年は1月22日でした。祭日なので学校も休みなのですが、サラスワティ神にあやかろうと登校して各学校ではプジャ(儀式)が行われます。また、この日を勉強始めの日として、両親が子どもの手を取って字を書かせる家庭もあるそうです。

サラソティ小学校の子どもたちもサラソティ神のお陰で良く学び、良く育ってほしいと思います。

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