2022.03.23
緊急人道支援

ミャンマー避難民の支援ニーズ調査に関する報告書の公開について

ミャンマー
避難民
難民

ミャンマー避難民の支援ニーズ調査に関する報告書の公開について2021年2月1日にミャンマー国軍がクーデターにより政権を掌握して以降、ミャンマーはCOVID-19に伴うパンデミックと政治的な混乱が重なり、人道危機に直面しています。ミャンマー国内では、国軍と少数民族武装勢力との戦闘や国軍による空爆などにより、2月以降新たに全国で20万人以上の国内避難民(IDP)が発生しており、これらの避難民はタイなどの周辺国にも流入しています。また、タイ政府は、現在、この政変と人道危機に対して積極的に関与しない姿勢を見せており、タイに逃れた多くの避難民はミャンマー側へと帰還を促され、ミャンマー国内の戦闘とタイ軍とに挟まれ行き場を失い、タイ・ミャンマー国境付近のジャングル等で長期的な避難生活を余儀なくされています。

こうした状況を受けて、シャンティでは、昨年8月から12月にかけて、公益財団法人 笹川平和財団から委託を受け、「タイ国ターク県及び隣接する周辺県の一部地域におけるミャンマー避難民の支援ニーズ調査」を実施しました。本報告書はその調査事業の報告書を、調査協力者の個人情報や機微な内容等に配慮して、公開できる内容にまとめ直したものです。

本報告書には支援の実施に向けた提言を含めています。この成果を関係機関等と共有していくことで、困難な状況に置かれているミャンマー避難民の方々に支援が届けられることを願っています。

 

【ミャンマー避難民の支援ニーズ調査結果の概要・提言】(PDFファイル)
ミャンマー避難民の支援ニーズ調査に関する報告書の公開について

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