2023.06.29
緊急人道支援

大地震が襲ったトルコの街の風景

震災

はじめまして。本年の4月にシャンティ国際ボランティア会に入職した夫津木と申します。
日本の大学院で博士課程まで、特に国際政治の枠組みにおいて、人道支援の理念的系譜について学んでいました。

2月にトルコ南東部からシリア北西部を襲った大地震から、もうすぐ5か月が経とうとしています。シャンティは、トルコのNGO「YERYÜZÜ ÇOCUKLARI DERNEĞİ (英訳:children of earth)」と連携して、支援を実施いたしました。詳細はこちらをご覧ください。

トルコの被災地域では、いまだに多くの人が簡易住居で、先行きの見えない中での生活を余儀なくされています。その一方で、トルコ政府、トルコ国内外の支援団体、また市民ボランティアの尽力によって、被災者への支援体制が着実に形成されつつあります。これからは地震で損壊を受けた建物の取り壊しと並行した街並みの復興、経済活動や教育活動が再開するフェーズです。

6月前半に、私は震源地となったカフラマンマラシュを訪れました。市内の中心地の一画は更地となり、以前の営みの面影はありません。

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カフラマンマラシュ市街地の中心地の一画

取り壊しを待っている、梁や割れたガラスが垂れ下がる建物も、多くあります。しかし、その隣には、通勤・通学をし、ケバブを食べ、談笑する人びとの姿もありました。

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重機の横、ひび割れたガラスの下を、走り回る少年の姿

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写真の左下には営業中のカフェの机が見えます

今回の視察で得た情報を参考に、YERYÜZÜ ÇOCUKLARI DERNEĞİと連携して、どのような関わり方ができるか検討中です。事業が具体化しましたら、またご報告させていただきます。街並みをよりリアルに感じていただくために、動画を撮影いたしました(※風音や手振れがあります)。

YERYÜZÜ ÇOCUKLARI DERNEĞİのホームページ(トルコ語)
YERYÜZÜ ÇOCUKLARI DERNEĞİのInstagram(英語)

地球市民事業課チーフ 海外緊急人道支援担当 夫津木廣大