ラオス|どこへでも 誰にでも −ラオスの移動図書館活動−
50の民族が暮らす、多民族国家ラオス。全人口の約50%を占めるラオ族の教員が多く、 学校では公用語であるラオス語で授業が行われます。 少数民族が多く暮らす僻地の小学校では、はじめてラオス語を習う少数民族の子どもたちに適切な授業を行う知識や技術が不足しています。 シャンティが活動するラオス山間部にある小学校に通うモン族のリーロンヤさんも、ラオ語を学んでいる途中。もっと知りたい、学びたいと願う子どもたちの様子と、彼らを支える先生、シャンティのラオス事務所の職員の声をお届けします。
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「学びは世界にさまざまな考えや幸せの形が存在することを教えてくれます。 子どもたちには学び続け、違いから対立するのではなく、違いを認めあえる大人になってほしい」 「どんな遠方だろうと、僻地だろうと、私たちは絵本を届け続けます」
シャンティはラオスをはじめ、さまざまな国や地域で移動図書館活動を行なっています。
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【Special Thanks】
映像制作:江藤 孝治
撮影:2024年
【映像に登場する絵本】
<福音館書店>
『ねないこだれだ』作・絵:せな けいこ|『だいくとおにろく』再話:松居 直、画:赤羽 末吉|『おかあさんといっしょ』作:薮内 正幸|『スーホの白い馬』再話:大塚 勇三、画:赤羽 末吉|『ぐりとぐら』作:なかがわ りえこ、絵:おおむら ゆりこ|『おおきなかぶ』再話:A・トルストイ、訳:内田 莉莎子、画:佐藤 忠良|『しんせつなともだち』作:方 軼羣、訳:君島 久子、画:村山 知義|『わたしのあかちゃん』文:澤口 たまみ、絵:津田 真帆|『どうぶつのおかあさん』文:小森 厚、絵:薮内 正幸|『ぐるんぱのようちえん』作:西内 ミナミ、絵:堀内 誠一|『どうすればいいのかな?』文:わたなべ しげお、絵:おおとも やすお