Yahoo!ニュースに難民キャンプの図書館存続を訴える菊池スタッフのインタビューが掲載
2018年6月1日(金)、「難民キャンプの図書館を続けたい」とクラウドファンディングに挑戦しているミャンマー(ビルマ)難民事業事務所の菊池礼乃スタッフのインタビュー記事がYahoo!ニュースとオルタナSのサイトに掲載されました。
オルタナS掲載
Yahoo!ニュース掲載
インタビューで語った現場で活動することの難しさ
インタビューの中で菊池は、一般企業で数年働いた後、国際協力の道に踏み出したが、「人生のレールから大きく外れてしまった」と不安を抱いたと明かしています。難民キャンプでの活動も、最初は思い描いていたようにはいきませんでした。
「現地に赴任してすぐ、難民キャンプで年配の方に『ミャンマーの歴史を知っているのか!』と問われ、満足に答えられなかったことを今でも鮮明に覚えています。初めは頭でっかちになっていたのだと思います。こうした経験から、その土地にはその人たちの文化や歴史が存在するのだから、真摯に学び、関わり方を考えなければならないと実感しました」(記事より引用)
活動していく中、課題解決はあくまで当事者が行うべきであり、自分たちはサポートや気づきを与えることが役割だと気付かされたことが、インタビュー記事の中で紹介されています。
国際社会からの支援が減る中、図書館を続けたい
近年、ミャンマーの政治状況が変化し、タイ国境の難民キャンプに対する国際支援が著しく減少し、難民キャンプの人々は日々不安を感じながら生活しています。そんな中、図書館は情報が少ない難民キャンプにおいて唯一世界とのつながりを持つ場になっています。そんな「図書館」の図書館の重要性を再認識させた一人の少年がいます。子どもの頃、難民キャンプの図書館に通い、絵本コンテストに応募していた少年が第三国定住で渡ったアメリカから「夢がかないそうだ」という1通のメールが届いたのです。
▼届いた1通のメールと少年について詳しくはコチラから
事務所に届いた1通のメールー図書館で育む力が道を拓く|ここだけが世界と繋がれる場所–難民キャンプの図書館を続けたい – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)
図書館が少年の夢を後押ししているのだと実感したことが、クラウドファンディングで図書館を続けていくための支援を募る原動力となっています。
日本に暮らしているとなかなか身近に感じる機会が少ない難民問題。このインタビュー記事やクラウドファンディングを通じて、難民問題について考え、もっと身近に感じていただけると幸いです。そしてぜひ、難民キャンプの図書館を続けていくため、クラウドファンディングでの挑戦を応援ください!よろしくお願いします!
▼挑戦しているクラウドファンディング
ここだけが世界と繋がれる場所–難民キャンプの図書館を続けたい – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)