シャンティブックレットシリーズ
編集・発行:(公社)シャンティ国際ボランティア会
(旧称:曹洞宗国際ボランティア会 SVA)
A5判 144頁
価格:945円
目次
内容(目次)
1章 まずは現地へ飛べ
1節 こうして緊急支援は始まった
2節 救援活動の移り変わり
3節 あの時を振り返る
2章 がんばろう神戸-緊急から復興へ
1節 復興支援への決断
2節 仮の宿から見えたもの
3節 訪問活動から識字へ
4節 コミュニティ再生をめざして
5節 被災地の問題は全国の問題
3章 これだけは伝えたい10の視点
1 鍵を握るのはボランティア・コーディネートである
2 救援物資を第2の災害にしてはならない
3 被災者とボランティアには心の溝がある
4 地域性を理解して行動する
5 ボランティア(救援者側)にも心のケアは必要である
6 地元の人々や団体と連携する
7 活動を始める際には、撤退の時期を念頭に置く
8 行政だけに頼らず、市民相互の協力の輪を
9 想像力を働かせて行動する
10 救援活動は自らの実情に即した方法で
4章 明日へのメッセージ
編集・発行:曹洞宗国際ボランティア会
(現在は社団法人シャンティ国際ボランティア会 SVA)
A5判 74頁
目次
内容(目次)
1章 阪神・淡路大震災と被災地の「まち」
1995年1月17日の一瞬!
被災したまち-人々はどこへ行ったのか-
「まち」でがんばる、が今
なぜ「まちの復興」を問う必要があるのか
レポート1がれきから更地になった「まち」から
兵庫商会代表取締役 田中保三
コラム1地域コミュニティと心と体
神戸協同病院院長 上田耕蔵
2章 SVAの全焼した「まち」への関わり
SVAの被災地域支援
支援活動を通じて
長期支援の模索へ
レポート2コミュニティ支援、海外の現場との共通性-スラム編-
SVA事務局長 秦辰也
コラム2地域コミュニティと地域経済
パラール名店会会長 上田司郎
3章 被災地まち支援グループ「まちコミュニケーション」
グループの立ち上げ・側面支援を通じて
被災地まち支援グループ「まち・コミュニケーション」の誕生
なぜ「まち」の支援だったのか
「まち・コミュニケーション」の活動
「まち・コミュニケーション」の独創性・存在の意味
「まち・コミ」の1スタッフとして、被災地域に関わって感じたこと
まちの方々の笑顔にパワーをもらって
レポート3都市に住むということ?「まち・コミュニケーション」から見える可能性
まち・コミュニケーション代表 小野幸一郎
コラム3地域コミュニティと防災
真野地区復興・まちづくり事務所所長 清水光久
4章 地域コミュニティの「存在」と「地域の力」
未来に向けて被災地の試みから何を学ぶのか
被災地は立ちはだかる問題を越えるために…
「地域の力」が問われた
30年の「地域力」の積み重ねが発揮されたまち
暮らしの場である「地域」を豊かにするために
-思いや手弁当だけでは難しい課題を乗り越える-
私たちは「暮らし」と「地域」をどう考える
「思い」や「危機感」を文化や制度の中へ
これからそれぞれの地域で
レポート4コミュニティ支援 海外の現場との共通性-農村編-
SVA専門委員 吉川健治
コラム4地域コミュニティと住民の自主活動
琵琶町復興住民協議会副会長 中川清司
解説 これからの「地域コミュニティ」とボランティア・NPO
早稲田大学教授 浦野正樹
資料編 「復興まちづくり」の試み