カンボジアの米粉麺、いったいどうやって作っているの?
こんにちは!カンボジア事務所のフーンです。
カンボジアではコメが主食ですが、米粉から作られた麺もよく食べます。作った米粉麺は、家庭で保存しても良いですし、売りに出すこともできます。
そこで今回は、カンボジアでは米粉麺がどうやって作られているのかについて、私の親戚から聞いたのでご紹介しようと思います。
カンボジアの米粉麺の作り方
まずはくず米(砕けた米)を選び、米を少なくとも2時間水に浸します。その後、浸した米を水で優しく3回すすぎます。
米を水ですすぐ様子
すすぎ終わった米の一部は、粉になるまで挽きます。そして、濃いペーストになるまで、鍋で加熱しながらかき混ぜます。
ペーストになるまで加熱している様子
すすいだ米の残りは、米のペーストと混ぜ、さらに水を加えてなめらかになるまで伸ばして生地を作ります(米1キロにつき100グラムのペーストを混ぜます)。
生地ができたら、お玉一杯分ずつ取って蒸し器で蒸します。
生地を蒸し器で蒸す様子
蒸しあがると、一枚のシートのようになります。それを巻いて竹のトレイの上で冷ましたら、べたつかず、かつパリパリにならない程度に、シート状になった生地を乾かします。
シート状になった生地
その後、ピーナッツの油を塗った台の上に生地を広げ、包丁やハサミ、機械などで切ります。切るときの器具は、細麺にするか太麺にするかで使い分けます。
切り分けたら、米粉麺の完成です!
湯通ししてスープと一緒に食べたり、市場で売りに出すこともできます。米粉麺を購入する場合は市場に行くのが主流ですが、最近はオンラインで購入できる場合もあります。
市場で売るためにパック詰めされた米粉麺
皆さんも、カンボジアに来たときは、ぜひ市場などで米粉麺を探してみてくださいね!
バッタンバン事務所 テクニカル・サポート/アシスタント・コーディネーター フーン