ラオスよりご挨拶
サバイディー!
2010年12月21日、ラオス事務所に赴任した学校教育支援(SEA)事業課補佐NJPO(*1)の仁井です。SEA事業課に所属し、校舎建設や教員研修などを通じてラオスの教育をより良くしていくため、日々の業務に取り組んでいます。
さて、ラオスに着任してから早や3週間が経ちました。
初ブログである今回は、ラオスの首都ヴィエンチャンをご紹介したいと思います。
まずは、パトゥーサイ。
ヴィエンチャン最大の観光スポットのようで、観光客のみならず、地元の人も多く訪れていました。3,000キープ(約30円)の入場料を払ってのぼってみると、、、
ヴィエンチャン市内が一望できます。既にお気づきだと思いますが、パトゥーサイはフランスの凱旋門を模して建造されたと言われており、目の前の通りもシャンゼリゼ通りをイメージして作られたに違いありません。
反対側には噴水があり、地元の人たちの憩いの場ともなっているようです。夕方には、ジョギングをしている人たちを多く見かけます。写真を撮ったのは早朝だったため、ほとんど人の姿は見えませんでした。
では、街中はどんな感じかと言うと、
着実に経済成長を遂げるラオスの姿が垣間見られるようでした。お洒落なカフェが点在し、欧米やアジアの旅行者で溢れていました。ピザやスパゲティ、韓国料理や日本料理、インド料理やイスタンブール料理のお店もあって、選びきれないほどです。一方で屋台もたくさんあり、肉まん、ラーメン、フー(ベトナムのフォー)、ぶっかけご飯など、簡単・お手ごろに食事をとることもできます。
余談ですが、ふらふらと街を散策していた折、欧米人旅行者のおじさまが声をかけてきました。
おじさま「ハロー!どこに行くんだい?」
私 「ちょっと、ぶらぶらと街を散策しているところです。」
おじさま「おや?君はラオス人じゃないのかい?」
私 「すみません。残念ながら日本人です(ニヤリ)。」
何となく、私の顔つきがラオス人っぽいよねという話題は、スタッフの中でもありましたし、市場でも黙って歩いているとラオス語で話しかけられていました。しかし、今回は正式に(?)間違えられてしまったのです!
赴任前の目標の1つであった「ラオス人に間違えられる」という目標を、着任後わずか10日にして達成してしまいました。次は、ラオス人にラオス人と間違えられることを目標に、ラオス語の習得を目指します。
近い将来、こんな風にメコン河のほとりで夕涼み中にラオス人に声をかけられて、「えっ、日本人なの!?」と驚かせる日を夢見ています。
ラオス事務所SEA事業課補佐NJPO 仁井勇佑
(*1)NJPOとは、NGOジュニア・プログラム・オフィサーの略で、将来SVAや他のNGO、国際機関などで働くことを希望する若手の人材育成を目的とした制度です。