2011.08.26
読み物

ラオスとつながりのある国々

ラオス

こんにちは。ラオス事務所の鈴木です。

以前にもお伝えしました、ラオス北部にあるウドムサイ県に建設した公共図書館の様子を見に行ってきました。

ウドムサイ公共図書館の図書館員の皆さん(下の写真)の努力の甲斐あって、利用者の数も毎月増えています。

開館の時の様子は伊藤所長のブログをご覧ください。

北の街に公共図書館オープン

子どもたちの利用も増えて、嬉しいかぎりです。

少し話が飛びますが、ウドムサイ県ばかりでないのですが、ラオスの行政にお邪魔すると必ずと言ってよいほど、国旗と同等の位置に掲げられている世界的に有名な男性、お2人の写真があります。それは...

こちらの、説明するまでもない、世界を揺るがしたお2人です。ドイツの方と、かつてのソ連の方。それぞれのお国がラオスとの深~いつながりを想像させてくれます。

現代のラオスと繋がりがある国と言えば、なんといっても中国です。特にこのウドムサイ県は、お邪魔する度に『中国度』が増しているように思います。

街を行く車も中国ナンバーが増え、

街にある公共工事を知らせる看板にも中国語がきっちり書かれ、

中国字幕のテレビ・プログラムも放映されています。

ちなみに、何故、彼の目が潤んでいるかと申しますと、自分が好きな女の子を、彼の親友も好きなんだと打ち明けられ、自分の気持ちを必死に押さえ、親友のためにデートをセッティングしてあげ、その2人を笑顔で見送った数秒後に思わず、な、な、涙がぁ~、という訳です。

よくある話と言えば、そうなんですが、見ている私も、つい...うるっ。ああ、そんな柔な話でウルウルしている場合じゃない!

色恋沙汰に涙している場合じゃないんだ!仕事だ!仕事!

明日の予習をしなければ!と顔を洗いに洗面所に行ってみると、値段の割には、また周りの設備の割には妙にキレイな洗面台が。水垢ひとつない、ピッカピカの洗面台が。なにか、こう、なんと言いましょうか、使用されることを拒否しているような洗面台。写真でみるとちょっと蛇口の先が動きそうなものですが、ところがどっこい、びた一文頑なに動かない。びくともしない。蛇口と台の間に手を入れて水をすくいたくても、手のひらを丸めることすらできないのです。

結果、私は、見ず知らずの失恋した男子のために流した涙をそのままにセンチメンタルな気分で夜を過ごしました。

SVAラオス事務所 鈴木淳子