サバイディー ピーマイ・ラオ
ラオス事務所の加瀬です。
皆様、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
なんだか時期外な挨拶だと思われる方がほとんどだと思いますが、ラオスのお正月は4月にやってきます。
一部の東南アジアの国々(たとえば、タイ、カンボジア、ミャンマーなど)は、4月にお正月を迎え、国によって呼び方は様々で、タイではソンクラン、カンボジアではチョールチュナム・クマエ、ラオスでは表題のピーマイ・ラオと呼ばれます。
ラオスの人びとにとって、1月1日のお正月もお祝いしますが、本当のお正月はこのピーマイ・ラオで、その盛り上がりは、1月のお正月の比ではありません。
ピーマイ・ラオの1週間くらい前から、ラオス事務所職員もどこかソワソワした様子。
街を歩けば、家や商店の軒先でフライングのパーティーを行う姿もたくさん見られました。
ラオス事務所では、ピーマイ・ラオ休暇の前日に、これまでの1年間の感謝とこれから来る1年間の幸福を祈って、事務所にてバーシーと呼ばれる、仏教の伝統的行事を行いました。
事務所1階でのバーシー儀式の様子。職員全員が参加しました。
儀式では、個々人の無病息災を祈り、お祓いされた白い糸を手首に巻き合います。こちらは、プロジェクトマネージャーのカムコーン職員と副調整員のオイ職員
その後は、いつもお世話になっている関係機関の皆様を招いてのささやかな新年パーティーを行いました。
ゲストの皆さんにお食事を振る舞い、日ごろの感謝を伝えました。
同日は教育省や情報文化省をはじめ、カウンタパートの皆様が来てくださったのですが、皆様それぞれの配属先でもパーティーがあるとのことで、それをハシゴするため、途中でお帰りになり、午後16時くらいには、SVA関係者のみとなりました。
ここからがパーティーの本番です。、おとなしく(おしとやかに)していた職員たちも、踊る、踊る、踊る、水をかける、かける、かける。
踊るラオス事務所の職員。いつもはまじめな彼らもはしゃぎます。
両手に柄杓を抱えターゲットを探す事務所のお手伝いのニラーさん。いつもはおとなしいのに、ターゲットを探す姿は別人でした(笑)。
ターゲットは、プロジェクトマネージャーのカムコーン職員でした。下剋上です(笑)。
ホースを手にはしゃぐ、経理担当のノイ職員
ここぞとばかりに、私への日ごろの恨み(?!)を晴らす機会にも(笑)
ラオスでは、隣国のタイと同様に、お正月には水を掛け合い、これまでの悪いことを文字通り水に流し、来るべき新年を清潔に迎えるという意味で、水かけが盛んに行われます。
本格的な水かけパーティーに参加したのは初めての私。また、お互いの勝手知ったる、身内とも呼べる愛すべき事務所職員の面々と、思いっきりはしゃいでしまいました。
今回のパーティーは、皆様のご協力に改めて感謝し、そしてこれからさらに頑張っていくためのエネルギー補給の機会になったと思います。
SVAラオス
加瀬貴