2015.11.26
読み物

ミャンマー料理、何それ美味しいの?

スタッフの声
ミャンマー

ミャンマー料理、何それ美味しいの?

-美味しいんです!-

ミャンマーに来る前は、ミャンマーの料理は他の東南アジアの国に比べて、油が多すぎると聞いていました。ぼくは油が多い料理は苦手なので、口に合う料理は少なく、食事は期待できないのかなあと半ばあきらめていました。ミャンマーに来てすぐのときに、会食で下の川魚が出てきたときは、一年間やっていけるかなと思ったほどです。

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(この魚、実際は美味しかった)

ミャンマーに来て早2か月、そんな心配をしていた自分が嘘だったかのように、毎日とっても美味しくご飯をいただいています。

あまりにも食欲が止まらないせいか、先週、学校建設支援校のミャレーヨン寺院学校の校長先生に「ちょっと“ワー(ミャンマー語でお腹がでている)”だね」と言われてしまいました。

僕のお腹はワーワーワーかもしれませんが、逆に言えば、それだけミャンマーには美味しいものがあるってことですよ。笑

せっかくなので、今回のブログでは、ミャンマー料理の前評判を払拭すべく、ミャンマー事務所インターン山田が“独断”と“偏見”で選ぶ美味しいミャンマー料理を、ランキング形式でお届けしたいと思います。(ビルマ料理だけではなく、ミャンマーで食べられる料理全てを含んでいます)

第五位:シッチャットカオスエ

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中華麺をだしと油であえたものです。僕が食べたものには、鶏肉が入っていました。確かに油であえているので、若干脂っこいのですが、そこまでギトギトというわけではありません。日本の焼きそばよりもあっさりしていて個人的には食べやすいです。

これにライムなんか垂らしちゃったら、もう、、、たまりませんね。笑
今月はぼくの誕生日だったのですが、ピー事務所のみんながこのシッチャットカオスエを僕にふるまってくれました。そういった嬉しい思い出とも相まって僕の中でのシッチャットカオスエへの印象はとってもよいのです。

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(事務所のみんなが誕生日を祝ってくれました)

第四位:ガゾンユエジョー

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中華料理でお馴染み、空芯菜の炒め物です。

ビルマ料理などのミャンマーの大衆料理に慣れるまでは、中華料理から徐々にお腹を慣らしていくのが、ミャンマーで長期にわたって外国人が生きていくコツかもしれません。

最初のうちはこの空芯菜の炒め物に大変お世話になりました。ミャンマーでは空芯菜は自生するほど、手軽に手に入るものだそうで、どこのお店でもだいたい食べられます。

そしてなんといっても安くてはずれがない。マッシュルームと一緒に炒めたものはより味わい深いです。ミャンマーに来てからの一カ月の食生活を支えてくれた功労賞も鑑みて、第四位にランクイン。

第三位:ビルマカレー

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やはり、この国の一番の大衆食をランキングからはずすことはできませんでした。

このビルマカレー、前評判通り、油がギトギトです。

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この油に胃をやられて、お腹を壊す外国人が多いと聞いていたので、正直な話、最初の一カ月はまともにトライできませんでした。
でも、一度教員研修のときに出していただいたビルマカレーを白いご飯に載せて食べた時に「ああ、全然いけるじゃん」と思ったんです。

最近事務所の近くに新しいレストランがオープンしました。カレー(鶏・豚・牛・魚から選べる)、豆のカレー、野菜、スープ、ピリ辛の小エビのフライに、ご飯がついて800チャット(約80円)という超ローカルプライス。お昼からお腹いっぱい、大満足でした。

確かに脂っこいので、この油すべてを飲み干すことはできないのですが、少し油の部分を取り除いて、よーくご飯と混ぜて食べると結構いけるんです。たくさんのご飯と一緒に混ぜ合わせることがお腹を壊さないコツです。そうやってご飯を食べすぎて、僕みたいにワーワーワーになってしまうのには注意が必要ですが。

第二位:ミーンクワユエット

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日本語では「馬蹄形の草のサラダ」と訳されるみたいです。

このサラダに、はまってしまってほぼ毎日ご飯と一緒に食べています。ミーンクワユエット、味は少々苦いですが、それがなんとも健康によさそう!

事務所のナショナルスタッフ曰く、ミーンクワユエットを食べると目がよくなるそうです。こちらに来てから眼鏡をかけているので、毎日ミーンクワユエットを食べることで、
目が良くなることを祈っています。

そしてインターン・山田が“独断”と“偏見”で選ぶミャンマー料理ランキング、
栄えある「第一位」は、、、、、、

第一位:シャンカオスエ!!!

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「毎日シャンカオスエだけしか食べちゃダメよ」、と言われても「どうも、喜んで」と言ってしまいそうなくらいはまっています。

米の麺に鶏ひき肉のソースと砕いたピーナッツがかかっていて、これを和えて食べます。麺とひき肉・ピーナッツの食感が口の中で織りなすハーモニーは絶品と言わざるを得ません。味はあっさりした担々麺の汁なしバージョンのような感じです。(ちなみに担々麺のように汁ありのシャンカオスエを頼むこともできます。これはシャンカオスエ・イエッピョーと言います。)

ピーのシャン料理屋さんのシャンカオスエも美味しいのですが、個人的には、シャンティのノンフォーマル教育・図書館事業の事業地である、ジョービンガオ郡のシャン料理屋のシャンカオスエが、一番おいしいです。

ここのシャンカオスエは、鶏ひき肉の大きさ、ピーナッツの砕き加減が絶妙で、かつソースが辛すぎず、濃厚で病みつきになります。インターン・山田はそんなにたくさん行ける場所ではないので、行く予定がたまにあるときは、密かにテンションをあげています。。。

というのはここだけの内緒話。笑

ここまでのランキングをご覧になってどうでしたか。

ミャンマーには、美味しいものが実はいっぱいあるんですよ。
一般的に、日本人は麺(カオスエ)を好む傾向があるかもしれません。

まだまだ知らないミャンマー料理がいっぱいあるので、いっぱい挑戦してみて、みなさんにレポートできるようになっておきます。
日本でも東京の高田馬場をはじめ、ミャンマー料理を堪能できる場所があるので、ぜひ試してみてください。

注)
ワーワーワーなインターン・山田は大丈夫か?と思われた読者の方がいらっしゃるかもしれませんが、こちらに来てからランニングを始めていますので、どうぞご安心ください。食べる量以上のカロリーを消費しようと必死でございます。

ミャンマー事務所
インターン 山田