【翻訳絵本づくりワークショップ開催報告】DKSHジャパン株式会社の皆さま
8月20日(水)の午前中にDKSHジャパン株式会社様主催による翻訳絵本のワークショップを開催いただきました。
DKSHジャパン様ではさまざまなサステナビリティ事業に取り組まれており、その一環として翻訳絵本の活動に参加していただいています。
この日はDKSHジャパン様のファミリーデーということで、社員の方と社員の方の子どもたち4歳から12歳までの子どもたち18名で翻訳絵本づくりを行いました。
シャンティの紹介として難民キャンプで暮らすトーくんの動画を一緒に見ました。初めて知る国や、「難民」という馴染みのない言葉を聞きながらも子どもたちは集中して動画を見ていました。
また、絵本を届けられた女の子の「お菓子よりも絵本の方が嬉しい、お菓子は食べたらなくなっちゃうけど絵本はなくならない」という声を聞いて、「みんなは絵本とお菓子どっちが嬉しい?」と問いかけに対して、子どもたちは首を傾げながらどっちが嬉しいかな~と考えていました。
4歳の小さなお子さんは、お母さんと一緒に協力して絵本づくりを行い、小学生低学年以上のお子さんは自分で一生懸命はさみを動かしながら、丁寧に翻訳絵本を作り上げてくれました。
最後の現地語で名前を書くところでは、初めて見る言語に少し戸惑いながらも、間違えないよう下書きをしてから、ひらがな表と照らし合わせて上手に書いてくれました。
絵本が完成したら、子どもたちはとびっきりのかわいい笑顔で絵本と一緒にチェキで写真を撮り、DKSHジャパン様の方でご用意していた賞状に写真を貼って、参加賞として持ち帰っていました。
DKSHジャパン様では100冊の絵本をご注文してくださり、おうちでも絵本づくりをしたい!という子どもたちには本を持って帰ってもらい、自宅でも絵本づくりに取り組んでもらうことになりました。
この翻訳絵本のワークショップを通して、子どもたちが世界に興味を持ったり、ご家族と「難民」や「紛争」、「教育」について考えるきっかけになったら幸いです。
『かぞえてみよう』著者:さかざきちはる 白泉社
『しあわせなときの地図』著者:フラン・ヌニョ 絵 ズザンナ・セレイ 訳 宇野和美 ぽるぷ出版
『たまごのあかちゃん』ぶん:かんざわ としこ え:やぎゅう げんいちろう 福音館書店
『どうろをつくるじどうしゃ』さく・え:鈴木まもる 金の星社
(絵本を届ける運動 インターン 高橋)
「絵本を届ける運動」では活動地へ届ける翻訳絵本を集めていますが、今年は目標まで残り900冊になりました。
日本からの翻訳絵本を待っている子どもたちのために、1冊でもご協力をお願いします!
お申込み(https://ehontodokeru.shop-pro.jp/)を受け付けております。