2019.10.21
絵本を届ける運動

【終了】「絵本を届ける運動」20周年記念イベント~絵本が拓く子どもたちの未来

申し込み終了
絵本

※本イベントは終了しました

 

シャンティは厳しい環境で暮らすアジアの子どもたちにも、1冊の絵本が教えてくれる、知らない世界を知るドキドキ、時間を忘れて夢中になる楽しさ、たくさんの物語や言葉を知る喜びに出会ってほしいと願い、絵本が不足している国や地域に日本から翻訳絵本を届ける「絵本を届ける運動」を開始しました。

1999年、カンボジアとラオスの2カ国に届けることから始まった「絵本を届ける運動」は、のべ20万人以上が参加し、5カ国6地域へ31万冊以上の絵本を届けてきました。翻訳絵本作りを通じて、世代や国を超えたつながりが生まれています。

「絵本を届ける運動」20周年を記念した本イベントでは、絵本「せかいでいちばんつよい国」の翻訳者であり絵本作家のなかがわちひろさんと、カンボジアで絵本を広げる活動を8年間行ってきたシャンティ国際ボランティア会専門アドバイザーの鎌倉幸子さんをお迎えし、絵本が持つ普遍性と、絵本の力を実感したご経験をお話しいただきます。

当日は、参加者の皆さまがつながる機会にもなればと思います。

※カバー写真 Photo by 安井 浩美
『はじめてのおつかい』作:筒井 頼子、絵:林 明子(福音館書店)

イベント概要

日時 2019年12月3日(火)14:00~16:30
会場 聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザ
2階 アクティビティスペース
(東京都渋谷区広尾4-2-24 聖心女子大学4号館)
最寄駅 東京メトロ日比谷線「広尾」駅 4番出口から徒歩1分
参加費 無料
定員 50人(先着順)
主催 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
協力 聖心女子大学グローバル共生研究所

イベントスケジュール

13:30~ 開場
14:00~ イベント開始
14:10~ 映像上映
14:20~ 対談:なかがわちひろさん×鎌倉幸子さん
15:30~ 参加者交流会
16:30  閉会

登壇者プロフィール

なかがわ ちひろ

翻訳家として『ふしぎをのせたアリエル号』(徳間書店)『ちいさなあなたへ』(主婦の友社)『魔女のこねこゴブリーノ』(福音館書店)『せかいでいちばんつよい国』(光村教育図書)など多くの訳書を手がける一方、著書に『おえかきウォッチング 子どもの絵を10倍たのしむ方法』(理論社)、創作絵本や童話に『のはらひめ』『きょうりゅうのたまご』『たこのななちゃん』(徳間書店)、野間児童文芸賞を受賞した『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(偕成社)、日本絵本賞読者賞を受賞した『天使のかいかた』(理論社)、『おじいちゃんちでおとまり』(ポプラ社)などがある。

鎌倉 幸子

青森県弘前市生まれ。1999年、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会カンボジア事務所入職。図書館事業課コーディネーターとして500をこえる小学校に図書室を設置する。東日本大震災の後、公共図書館が壊滅的な被害を受けた岩手県沿岸部で「本を手にする機会を途切れさせないお手伝い」ができないかと本を車に積んで仮設住宅を巡回する「いわてを走る!移動図書館プロジェクト」を立ち上げる。2015年12月末にシャンティを退職。2016年1月、かまくらさちこ株式会社を設立し現職。著書に『走れ!移動図書館: 本でよりそう復興支援』(ちくまプリマー新書)など。