2024.09.04
絵本を届ける運動

「SDGs ✕ピース」ウィークに出展しました

参加者の声
取り組み事例
絵本
講演・ワークショップ

2024年7月31日(水)に、生活協同組合パルシステム埼玉様主催の「SDGs×ピース」ウィークに出展しました。ブースでは、翻訳絵本づくり体験、ビルマ語でのお名前書き体験、クラフトエイドの販売をさせていただきました。

「SDGs ✕ピース」ウィーク(2024年7月29日~8月3日)はパルシステム埼玉様が推進するSDGsと平和活動のイベント週間で、シャンティ国際ボランティア会以外にも平和活動を行っている団体が出展しました。

気温が高く、ジメジメとした暑さの中、夏休み中のお子さんや組合員の方が約30名ほど来場してくれました。

翻訳絵本づくり体験では、小さな子どもから大人の方まで丁寧に絵本作りに挑戦いただきました。

実際に現地で配架されていた絵本を展示しました。セロハンテープで補強されボロボロになった絵本をご覧いただき、現地の子どもたちがこの本をどれだけ大好きだったか感じていただけたように思います。

ビルマ語文字のお名前書き体験では、小学生の女の子がビルマ語のあいうえお表を見ながら一生懸命自分の名前を書き、嬉しそうに持って帰っていました。

 

シャンティの活動紹介では、どのような地域に届けられるのか、紛争地での教育の状況についてご紹介しました。

文字が読めないとどのような問題が起こるのかクイズ形式で会場の皆さまにご参加いただき、考えていただきました。

クイズの内容はタイ語が書かれた3つの瓶の中から薬を当ててもらうというものでした。

他の選択肢は毒と水が入っているという設定です。もし毒を選んで飲み込んでしまった場合、命の危険に関わってしまいます。文字が読めないと、命の危険にさらされる可能性が高まることもそうですが、限られた仕事しか出来なかったり、騙されてしまったりと社会から取り残されてしまいます。

文字が読めることがどれほど重要か、クイズでより身近な問題として考えてもらえたと思います。

クラフトエイドの販売では、ご参加いただいた方だけではなく、組合員の方にもご関心を持っていただきました。

組合員の方はリピーターの方が多く、「この商品持ってる!」「この間、白のイヤリング買ったけどピンクも買っちゃおうかな!」とたくさんの商品に関心を持ってくれました。

今回、参加させていただいた「SDGs✕ピース」ウィークでは、平和について考えられるような展示、今起きているパレスチナ・イスラエル問題の講演会など平和やSDGsを学べる企画が多くありました。

多くの人にとって平和やSDGsに関して改めて考えるきっかけになったら嬉しく思います。

広報・リレーションズ課インターン 高橋

 

写真の絵本

『こねこが』著者:まつおかたつひで めくるむ

『ねずみくんおおきくなったらなにになる?』作:なかえよしを、絵:上野紀子 ポプラ社

『ぐりとぐら』さく:中川李枝子、え:大村百合子 福音館書店

 

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「絵本を届ける運動」では活動地へ届ける翻訳絵本を集めていますが、今年は目標まで残り2,500冊ほど足りていません。

日本からの翻訳絵本を待っている子どもたちのために、1冊でもご協力をお願いします!

お申込みhttps://ehontodokeru.shop-pro.jp/)を受け付けております。