【ミャンマー】全国にミニマムパッケージが配布されました!
ミンガラバー!東京事務所の栗原です。
現在出張でミャンマーに来ています。
ミャンマー事務所では、今年とても嬉しいことがありました。
ミャンマーでは、2018年より3年間で図書室の普及していないミャンマー西バゴー地域の学校28校に学校図書コーナーを設置する事業を行っています。この事業では、学校図書館の設置方法や運営方法をまとめた冊子ミニマムパッケージを作成し、対象の28校に配布する予定でした。
ミャンマーで作成したミニマムパッケージ
10月下旬ごろ、突然ミャンマーの教育省より、「シャンティの作成したミニマムパッケージを全国の小学校600校に配りたい」と連絡がありました。また合わせて「政府主催の全国学校向け研修のトレーニングの講師にもなってほしい」とお願いされました。
ミャンマー事務所でもこの要請に応え、ミニマムパッケージを追加で印刷、12月初めに行われた研修(300人規模×2回)で講師を務めると同時にミニマムパッケージを配布しました。
研修の規模が大きいので、部屋のサイズもとても大きいです!
研修では、全国の校長先生になぜ学校に図書コーナーが必要なのか、学校図書コーナーを設置する上で必要最低限なものは何か、読み聞かせの方法や図書館で使える資材について共有しました。
研修講師を務めるシャンティスタッフ・ハニー
読み聞かせ活動の前のアイスブレーキングを紹介している様子
参加者も高い関心を示し、ミニマムパッケージについても高い評価をしたとのことです。
もともと本事業において、将来的にミニマムパッケージが全国に普及してほしいという願いをこめて活動していましたが、こんなにも早くその機会が訪れたことは、シャンティの推進する読書活動がミャンマーで認められたということだと思います。
現地で頑張るナショナルスタッフと教育省のスタッフ
ミャンマー事務所では、このような最新の活動をfacebookページ(英語とミャンマー語のみです)でも紹介しています。
これを機にそちらもぜひご覧ください!
※本事業は日本NGO連携無償資金協力にて実施されています。