2020.02.01
海外での活動

カンボジアの幸せを呼ぶ7色

カンボジア

チョムリアップ・スオ、皆さまこんにちは。

早速ですが、今日の皆さんの洋服は何色ですか?
冬の間は黒、紺、ベージュ、白など、落ち着いた色を着ている方が多いのではないでしょうか。

カンボジアに来て感じたのが、服の色の鮮やかさです。日本ではあまり見ないようなビビットな色の服を身に着けている方もいます。
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市場の中にある仕立て屋さんエリアには、結婚式や式典に着ていくためのドレスが並んでいます。

そして同じ日に同じような色を身に着けている人が多いことにも気づきました。

なぜならカンボジアでは、曜日に色(日曜:赤、月曜:濃い黄色、火曜:紫、水曜:黄緑、木曜:緑、金曜:青、土曜:濃い紫)があり、それらを身に着けることで幸運や成功、健康がもたらされるという古くからの考えがあるそうです。

ということで、写真を振り返って検証してみたところ、曜日と色が一致している写真をいくつか見つけることができました。

10月7日、月曜日【濃い黄色】
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この日は、幼児教育関係者が来日した訪日研修の最中で、静岡県浜松市内のこども園を視察させていただきました。確かに、黄色の服を身に着けている先生が多いです。

10月8日、火曜日【紫】
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この日も引き続き訪日研修中でした。なんとなく紫色を着ている率が高いように思いませんか?

12月13日、金曜日【青】
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シャンティも毎年参加しているカンボジア国内で行われる本のイベント「カンボジアブックフェア」で、文化芸術省副大臣より賞状を頂きました。(後ろには、教育省大臣と情報省大臣もいらっしゃいます)女性は皆さん青を身に着けています。特に式典など行事の時は、曜日の色を大切にしているようです。

1月8日、水曜日【黄緑】
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この日は、先生方にお話を聞くため幼稚園を訪問しました。水曜日の色は黄緑色。何人かの先生がお揃いの黄緑色のブラウス、または黄緑の刺繍が入った、巻きスカートを着ていました。

ちなみに私は地味な色の服が多いので、このビビッドな7色を洋服に取り入れるのはハードルが高いのですが、小物などで取り入れたら、なにか良いことがあるかも?しれませんね。

カンボジア事務所 石塚