シャンティ・デビ小学校の校舎が完成しました!
こんにちは、シャンティ国際ボランティア会の竹内です。
2015年に発生した大地震により、ネパールでは子どもの学びの場に壊滅的なダメージを受けた場所は少なくはありません。被害の大きかったヌワコット郡の学校校舎建設を目指し、昨年クラウドファンディングに挑戦し、何とか成立することが叶いました。皆さまからの暖かいお励ましに、心より御礼申し上げます。
おかげさまで、シャンティ・デビ小学校の校舎が完成しました!
そのご報告をさせていただきます。
新しい校舎を待ち望んでいた子どもたちから寄せられたメッセージ
”新しい校舎が大好きです”
「私は新しい校舎が大好きです。なぜなら教室もとても綺麗で、机や椅子も揃っているからです。今までの仮設の校舎では、色々な学年の友達が一緒に勉強していたため、騒がしく勉強に集中することができませんでした。今回新しい校舎になって、学年ごとに個別の教室に分かれて勉強できることがとても嬉しいです。今回学校校舎を建設して頂いた日本の皆さんの支援にとても感謝しています。本当にありがとうございます。」
”新しい校舎を楽しみにしていました”
「新しい校舎で勉強できることがとても嬉しいです。教室も綺麗だし、本棚には絵本がたくさんあって読むのが楽しみです。仮設教室は夏は暑くて冬は寒いので、新しい校舎で勉強できることを楽しみにしていました。教室はとても広く、綺麗な机や椅子もあって、気持ちよく勉強することができそうです。僕たちの学校を支援してくださって本当にありがとうございます。」
シャンティ・デビ小学校の校舎建設は、昨年4月に着工、地域の住民の方も参加して基礎工事を行いました。例年よりも雨が多く、雨期には未舗装の山道がぬかるみ、トラックでの資材運搬が困難になる事態もありましたが、なんとか12月中旬に建設が終了、校舎が完成しました。
校舎が完成し、校長先生から御礼のメッセージです。
「2015年の地震では私たちの学校も大きな被害を受けたため、仮設教室で授業を行ってきましたが、児童たちにとってよい学習環境ではありませんでした。そんな中日本の皆さまからのご支援を頂き、今回耐震性のある学校校舎が建設されてとても嬉しく思っています。今回新しい校舎が建設されたことで教員・児童共によりよい環境で勉強できますし、地震の被害に怯えることもなくなります。本学校の教員、子どもたち、地域住民を代表して皆さまに深く御礼を申し上げたいと思います。」
震災前は100人の子どもたちが在籍していたシャンティ・デビ小学校。
現在は、就学前と初等教育段階の子どもたち51人がこの学校で学んでいますが、新しい校舎ができ、今後生徒たちの人数も増えていくものと思います。
子どもたちが安心して学べる校舎へ、
皆さまからの暖かいご支援に、心より御礼申し上げます。