ラオス:大先輩からのメッセージ
こんにちは/サバイディー(ສະບາຍດີ)。
ラオス事務所インターンの木村です。
8月上旬、ラオス事務所では年次研修会が実施され、私も参加させていただきました。
今年は、過去の事業地を視察するために北部にあるルアンパバーンから南端にあるチャムパーサック県まで、車での大移動でした。雨季のため天候が心配されましたが、幸運なことにほとんど雨も降らず、安全に行ってくることができました。
年次研修会は、次年度の事業を計画するにあたり、担当業務にかかわらず全員で事業方針を確認し、アイデアを共有したり、事務所の規則の周知徹底を図ったりするために毎年実施されています。
また、普段ルアンパバーン、ビエンチャン、ヴィエンカムの3か所でそれぞれ業務を行っているラオス事務所職員全員が顔を合わせる貴重な機会でもあります。
〈プロジェクトの効果的な実施手法についてのグループワーク〉
〈ビエンチャン公立図書館の児童図書コーナーを視察〉
今年の研修では、以前シャンティで働いていた元職員を招き、ラオス事務所の歴史や当時の経験談などを聞くこともできました。
彼女は事務所立ち上げ後間もない1995年から約20年間ラオス事務所に勤め、現在はその豊富な経験を活かし、幼稚園の運営に携わっているそうです。
お話の中では、活動を行ううえで困難だったことなど、彼女からしか聞くことのできないエピソードばかりでしたが、特に印象的だったのは、そのときの彼女の表情がとても苦労話をしているようには思えなかったことです。
へき地の子どもたちの教育の質向上のために本気で取り組んできた歴代職員の思いを受け継ぎ、また新たなアイデアを取り入れながら、ラオス事務所職員一同、事業運営に取り組んでまいります。
〈大先輩とともに記念撮影〉
今回もお読みいただきありがとうございました。
ラオス事務所インターン 木村沙弥香