2008.02.28
緊急人道支援
壊れた集会所で勉強する子どもたち
■シャンティは2007年11月15日に発生したバングラデシュのサイクロン被害者を支援しています
■集会所(ゴノケンドラ)の再建
ゴルブニア村の人口は600人。サイクロンの当日、3時間にわたって突風が吹き続け、村の家屋の6割が壊れてしまいました。村の水路があふれ、流されそうになった人もいましたが、幸い死者はありませんでした。
この村の集会所は「ウルカ(ベンガル語で「流星」の意味)」と呼ばれていました。一部の壁と柱、梁を残して、あとは吹き飛ばされ、本や家具などの備品も失われましたが、村の人びとは今もこの場所に集います。
午前中は子どもたちのコミュニティ学校、午後は大人の識字教室や集会。村の人にとっては大切な学びの場になっています。
壊れた集会所で勉強する子どもたち
ここでは公立の小学校に通えない子どもたち25人が学んでいます。数字の読み書き、数え方、ベンガル語、英語など。
「ゴノケンドラの先生はやさしいです。英語は苦手だけど、ベンガル語の授業は好き」
ナギスさん(右。10歳)
■シャンティは「バングラデシュ・サイクロン被害支援」への協力を呼びかけています。募金の受付口座はこちらです。
□郵便振替口座 00150-9-61724
□加入者名 社団法人シャンティ国際ボランティア会
通信欄に「バングラ・サイクロン」とご記入ください。
郵便局の振り込み手数料は免除されています。