2016.06.17
海外での活動

子ども図書館で防災教育ゲームをやりました

アフガニスタン

アフガニスタン事務所(在東京)の三宅隆史です。

当会ジャララバード事務所の1階で運営している子ども図書館で防災教育ゲームを行い、120名の子どもが参加しました。アフガニスタンでは昨年10月26日に、マグニチュード7.5の地震が起き、当会は被災者の越冬支援のための物資配布事業を行いました。この地震は昼間に起きたため、パニックになった女子高校の生徒30名が、校舎の2階から逃げようとして階段で将棋倒しになって、亡くなるという悲劇が起きました。アフガニスタンは地震の多い国であるにもかかわらず、学校での防災教育はほとんど行われていないのです。

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防災教育ゲームは、指導者が「地震が起きました。みんなどうするの」と問い、子どもたちは、それぞれ自分の身を守る行動をとります。上の写真の青い服の子どもは、頭隠して尻かくさず、になってますね。

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怖がって泣き出す子どももいましたが、良い防災活動になりました。アフガン事務所は今年、ジャパンプラットフォームの支援により、防災についての紙芝居を2つ製作し、学校でも防災教育を普及していく予定です。