移動図書館バイクが学校にやってきた!
ミンガラーバー。ミャンマー事務所の長沢です。
雨季による連日の大雨で、もともと凸凹な道路がさらに凸凹になり、自転車通勤が厳しい今日この頃です。
本日、シュエダン図書館の移動図書館活動がありました。今日は初めて訪問する公立の学校。校庭に移動図書館バイクが到着すると、授業中の生徒たちが窓から「なんか来た!」と言っているような興味津々顔で見ていました。
準備をしていざ本番。まずはじめに自己紹介。シュエダン図書館の図書館員さん、そしてシャンティのスタッフ。
アイスブレーキング。
「1,2,3,4,5」のリズムに合わせて手を叩いたり、膝やつま先を叩いたりする簡単なゲーム。
図書館員の方による読み聞かせ「しんせつなともだち」。みんなじーっと集中して聞いています。
歌のアクティビティ。スタッフも子どもたちも若干音程がずれてるのは愛嬌でしょうか(笑)
スタッフのザヤによる読み聞かせ。「おおきなかぶ」です。久しぶりにザヤの読み聞かせを見たのですが、初めての学校にもかかわらず見事に子どもたちを魅了してまして、短期間で技を磨いたのだなぁと感心してしまいました。
かぶを最後に引き抜くのって何人だっけ?と思うほど、たくさんの子どもたちが「私も!私も!」と参加してくれました。
そしてフリーの読書タイム。声に出して読む子もいれば、一人で黙々と読む子、数人で一緒に読みあっている子たちもいました。読み終わるとスタッフのもとに駆け寄ってきて、別の子が読み終わった本と取り替えていきます。最後まで飽きることなく、みんな読書タイムを楽しんでくれました。
最後に校長先生にお話を聞きましたら、「私も本が大好きなんで、生徒たちにこういった機会を提供していただけるのはとてもありがたいことです」とお話し下さいました。
移動図書館活動が始まって半年足らずですが、6つの公共図書館から様々な場所へ、子どもたちに絵本を読む機会を提供しています。「次はどこに絵本を持って行こうか」、そんなことを語ってそうな後姿です。
<写真掲載絵本>
・「おおきなかぶ」福音館書店
・「しんせつなともだち」福音館書店
ミャンマー事務所 長沢有華