2020.02.09
海外での活動

難民キャンプの図書館より、ご協力ありがとうございます!

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

こんにちは。ミャンマー国境支援事業事務所の山内です。以前のブログで告知させてもらいましたクラウドファンディングGive oneの挑戦が無事に1月16日に終了しました。
今回30万円のご寄付をサイトを通して呼びかけしました所、28万円のご寄付を頂くことができました!また、今回はazbilみつばち倶楽部様のご協力により、この寄付額の1.5倍が寄付される仕組みとなっています。皆様の温かいご協力誠にありがとうございました。

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難民キャンプの子ども達からも「ご協力ありがとうございます!!」

近年、この難民キャンプへの国際的な関心は薄まってきており、食糧・医療・教育などの社会サービスを提供する各NGOは最低限の支援を維持するために尽力する日々を過ごしています。そのため、今回皆様より多くの気持ちを頂き、関心を持って頂けたことをとても嬉しく思っています。

皆様への御礼の気持ちを語る、メラウ難民キャンプの図書館利用者の声をご紹介します。

図書館は癒しの場所です

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私の名前はノー・エ・ポーです。私は働いていなく、夫と娘、息子、2人の孫と一緒に暮らしています。私は本からたくさんのことを学んでいます。図書館に通う前、私は常に悲しみを感じていて、自分の人生を楽しめていませんでした。ですが、今私は図書館で楽しみを見つけ、不安を取り除くことができています。
図書館にある本の中では雑誌を良く読んでいます。ビルマ語、カレン語で書かれた雑誌です。それは私を励ましてくれ、たくさんのことを教えてくれます。本は私に力を与えてくれ、難民キャンプでの暮らしを指南してくれ、私の精神面を支えてくれています。
図書館は子ども、青年、大人、ここに暮らす全員にとって良い居場所だと思います。多くの人がライフスキルを学んで、広い視野や新しい経験を得ています。図書館はみんなにとっての癒しの場所です。
ご支援してくださる皆様に、感謝の気持ちをお伝えしたいです。図書館は大きな利益を私達にもたらしてくれています。皆様に神のご加護がありますことを、お祈りいたします。

ノー・エ・ポーさんの持っていた悲しみについて、詳しく聞くことはできませんでしたが、図書館で不安を取り除くことができたと聞けて、図書館の役割を再度認識できました。こうした人々の気持ちが、図書館を続けたいと願う私達職員の原動力となっています。今後も難民キャンプの図書館の応援をよろしくお願いします!

ミャンマー国境支援事業事務所 山内