国内緊急救援事業 絵本による心のケア
みなさん、こんにちは。
今回は6月よりスタートしているシャンティによる新型コロナウイルス対応の国内緊急救援事業の紹介をしたいと思います。
この事業は新型コロナウイルスの影響を受けて、お家で過ごす時間が増えた子どもたちに絵本を通して楽しく学んでもらう活動です。
子どもたちに絵本2冊、ワークキット3枚、文房具を同封したキットを配布しています。
ワークキットは小学校1~3年生向け、小学校4~6年生向け、中学生向けの3枚に分けられておりそれぞれQRコードから動画を視聴することができます。
動画から視聴できるミャンマー(ビルマ)難民キャンプ内での読み聞かせの様子
世界の読み聞かせの様子や子どもたちの学びの様子を知ることで、「楽しく学ぶこと」への感謝の気持ちや絵本の素晴らしさを感じるきっかけづくりになると思います。
また遠く感じる世界の子どもたちとも「同じ絵本を読んだことがある、見たことがある。」と発見することで身近に感じることができると思います。
この事業を通して、子どもたちの毎日が楽しく充実したものになることを祈るとともに、1日でも早く新型コロナウイルスが収束することをお祈り申し上げます。
7月28日(火)信濃毎日新聞に本事業に関する記事が掲載されました。
シャンティが、松本市で日本語教室に通う子どもたちに本事業の絵本やワークキット100セットを贈ったという内容です。日本語教室で学んでいる子どもたちはセットの中の教材に喜んだ様子で、シャンティの理事を務める茅野住職の読み聞かせにも耳を傾けたということでした。
コロナ禍で非日常を過ごす子どもたちに、これからも絵本とワークキットを届けていきます。
当事業は、公益財団法人パブリックリソース財団内ゴールドマン・サックス緊急子ども支援基金とREADYFOR新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金からの助成と皆様のご支援を受けて、実施しています。