2022.01.14
緊急人道支援

シャンティ東京事務所の防災訓練

皆さんこんにちは。地球市民事業課の渡邉です。

今日は年末に実施したシャンティ東京事務所防災訓練の様子をブログで紹介いたします。

BCP(Business Continuity Planning)という単語をご存じですか?自然災害や新型コロナウイルス感染症の蔓延など不測の事態に、企業や団体にとって重要な資産を守りつつ、中核となる事業を継続するために、平常時から行うべき行動や緊急時における事業継続の方法・手段等を取り決めておく計画を指します。

BCPは事業所や団体ごとに策定しておくことが推奨されてます。

シャンティでも首都直下地震など大規模災害に備えてBCPを策定しています。

今回の事務所防災訓練は、シャンティのBCPを踏まえて以下のことを実施しました。

①避難訓練 ②家族との連絡手段の確認 ③事務所備蓄品の確認

事務所で災害が起きた際、職員一人ひとりが適切な行動がとれるように準備していかなければなりません。今回は避難訓練にあわせて家族との安否確認などの連絡手段の説明や事務所の備蓄品について説明しました。

事務所備蓄品を確認している様子

 

備蓄品は実際に保管している場所を3グループに分かれて確認する作業も行いました。備蓄の保管場所は普段開けることが無い場所もあります。どこに何があるのかを事務所防災訓練を通して確認していきました。防災の担当部署や担当職員だけが知っているではなく、職員全員がどこに何があるか知っていることが重要だと考えております。なぜなら災害が起きた時に担当職員が不在でも備蓄品を上手に使えなければ意味が無いからです。

 

救急箱を確認している様子

また救急箱や消火器・工具類など普段から目に見えるところに置いてあるものも確認しました。意識して見てないとどこに何があるのか気付かないこともあります。このように備蓄を確認することで再発見することも多くありました。

防災訓練は継続的に行うことが重要です。また参加者一人ひとりが自分事として捉えていかなければなりません。いつどこでどのようにおこるかわかならい災害。他人事ではなく自分事として取り組めるように今後も定期的に事務所の防災訓練を実施していきたいと思います。

また実施した事務所防災訓練を基にシャンティのBCPも時代に沿ったものに変えていきたいと思います。

 

地球市民事業課 国内緊急人道支援 兼 国内事業担当

渡邉珠人