2023.12.07
海外での活動

難民キャンプへの過酷な道路も駆け抜ける心強い車両

スタッフの声
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
活動風景

皆さん、こんにちは。BRC事務所のウェンです。本日は雨季の難民キャンプの道路事情をお伝えしたいと思います。

11月13日から17日にかけて、BRCスタッフがメラウ難民キャンプを訪問し、図書や図書館用品の配達を兼ねて、四半期に一度のミーティングを行いました。この四半期会議は9月に行う予定でしたが、大雨と劣悪な道路事情により、実施できませんでした。
川も車で渡る
(写真:BRCスタッフを乗せた車が川を渡る様子)

例年、11月は乾季で雨が降ることはないのですが、今回メラウ難民キャンプへ向かう間にも時々雨が降っていました。
今年は、メラウ難民キャンプへ続く道が平坦ではなく、深いぬかるみ、壊れた道路や橋があることが報告されており、実際に私たちも道中でそのような場所を見かけることが多々ありました。
壊れた橋 ぬかるみ
(写真左:壊れた橋をどのように渡るか検討中、右:ぬかるみに車がはまりそうに)

メラマルアン難民キャンプからメラウ難民キャンプまでは、通常の道路状況であれば45分程度で到着するのですが、今回は1時間以上かけてようやく到着しました。
無事に難民キャンプへたどり着いたスタッフと車両 メラウキャンプへ到着
(写真左:過酷な道路を駆け抜け終えた車両、右:メラウ難民キャンプへ無事到着)

こうした過酷な道路では、強靭な車がなければ、私たちが活動する難民キャンプのコミュニティ図書館へたどり着けません。改めて車両をご支援くださったご支援者様に感謝の念を抱いた出来事でした。

BRC事務所 ウェン