2026.03.13
緊急人道支援

移動図書館車が走り始めました!|令和6年能登半島地震

国内災害
震災

2024年7月より輪島市図書館と協働で活動を開始した移動図書館活動「ほんねんて!ブックカフェ」。

これまでは、発災直後にご支援をいただいた軽バンに本の入ったコンテナを積載し、約500冊の本を図書館から離れた地域の公民館や仮設住宅の集会所へ届けてきました。

2024年の活動開始から、輪島市図書館へのヒアリングや金沢美術工芸大学の学生さんによる外装のデザイン制作を進めてきて、3月に無事移動図書館車両の納車を迎えました。

初運行前に記念写真

 

〇初めての運行

3月10日に記念すべき移動図書館車の初運行!

雨の日が多い冬の能登ですが、お披露目を祝うような良いお天気になり輪島市立図書館を出発しました。

道中は隆起した海岸線、土砂崩れや河川の工事など震災の傷跡が多く残っています

当日は、2カ所の公民館で本の貸出に加え、公民館内でおしゃべり・お茶のみができる場所を設けました。

鮮やかな図書館車を見て、いつもの利用者だけでなく普段図書館を利用していない方も足を運んでくださり、本に触れるきっかけになっています。

また、「本は読まんけど、おしゃべりだけでもいいか?」と来てくださる方も大歓迎!多くの方が集う『居場所』として利用してもらえたらうれしいです。

約1000冊の本を運ぶ移動図書館車。以前と比べ運べる本も2倍となり、楽しみも2倍になればいいなと感じています。

「本が売るほどあるわ!すごい!」

「眺めているだけで楽しい!」

移動図書館を始めて1年半以上が経ち、多くの利用者さんから寄せられた本のリクエストや貸本傾向、季節などに合わせて図書館員さんが選んだ本は、手に取りやすい趣味の本から生活に役立つ実用書、大きな字で読みやすい大活字本、心に残る物語など幅広く揃えています。

鮮やかなデザインに惹かれ多くの方が足を運んでくれました

本がぎっしり並びます

おしゃべりだけでも大歓迎

4月からは、輪島市内の保育所へ運行も開始する予定です。

引き続き、足を運びづらい地域に住む方、高齢の方、子ども達へ本を届けるとともに、移動図書館の場が復興に役立つ情報ステーションや地域交流の居場所として活用してもらいたいと思います。

国内緊急人道支援担当 中井