アフガニスタン東部地震/死者1400人、負傷者数千人、土砂崩れによる道路寸断で救助が難航しています
8月31日深夜、アフガニスタン東部を震源に発生したマグニチュード6.0の地震では、死者が1,400人、負傷者は数千人に上るなど、甚大な被害が確認されています。報道によれば、被害が深刻な地域の多くがパキスタンとの国境に近い山岳地帯に位置していますが、地震による土砂崩れで被災地に通じる道路が寸断されるなど、救助隊が到着できていない地域もあるとのことです。余震も続いており、地震の二日後の9月2日にはマグニチュード5.5の地震が発生するなど、さらなる被害の発生が危惧されています。
現地事務所からの情報によれば、震源地に近いクナール県では1,000軒以上の家屋が破損し、負傷者は3,000人に達するという推計もあるとのことです。また、家族のうち10名以上が死亡した家庭や、父親以外の家族全員が瓦礫の下敷きになって死亡した家庭などの事例が報告されています。余震も頻繁に続いており、さらに被害が拡大することが予想されます。シャンティは引き続き、現地事務所や関係団体を通じて状況の把握を続けてまいります。
現在、シャンティは現地事務所および関係団体と連携し、食料や生活必需品、衛生用品配布を実施するための準備を進めています。ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
【ご支援のお願い】
以下の方法で緊急募金を受け付けております。ご協力をよろしくお願い致します。
■クレジットカード
こちらのお申し込みフォームからご寄付いただけます
https://donate.sva.or.jp/otg_er/ver3.2/index_001.html
*フォーム内のご寄付の使いみちで「海外緊急支援」を選択してください。
■郵便振込
郵便振替:00150-9-61724
加入者名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
*通信欄に「2025年アフガニスタン地震支援」とご記載ください。

土砂崩れにより寸断された道路 (提供:連携団体 HealthNet TPO)

倒壊した家屋と被災者の様子(提供:連携団体 HealthNet TPO)
引用元ウェブサイト
In pictures: Rescuers race to reach remote quake-hit Afghan villages – September 2, 2025 | ロイター