2009.04.11
海外での活動

キャンプで「難民子ども文化祭」を開催!(2)

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
活動風景

難民キャンプで実施された「難民子ども文化祭」のその(2)、フィナーレ編ですクラッカー

その(1)はこちら https://sva.or.jp/activitynews/brc090408/

今回、大活躍してくれたのが8人のグループリーダーたち。(^-^)

テーマソング音譜「ハロー・マイ・フレンズ」の曲とダンスを何度も何度も練習して、

1,000人以上は集まったという3日目のステージ公演のフィナーレを飾ったのでした。

 

メラキャンプ から参加したメー・トゥイさん(17)が感想をくれました。

「私はメラから一歩も出たことがありませんでしたが、

今回、ウンピアムキャンプ でいろんな民族の友だちができて

本当にうれしかったです。

ビルマでは長いあいだ民族間で戦っているけれど、

ここではこんなに簡単に友だちになれました。」

 

このイベントのコンセプトは、

SVA が取り組んできた子どもたちの夢の祭典「アジア子ども文化祭 」(ACCF)。

難民キャンプ にとっては民族間の理解・共生は日常課題なので、

今回のようなイベントはコミュニティにとって非常に大きな意義を持つことが

確認できました。

今回の立役者は何といってもキャンプリーダー兼文化委員長のワ・ティー氏


何事にも前向きに物事を考える彼はこう語ってくれました。

大人の役割は、子どもたちの将来のために、

こうした平和の種まきをすることです

言葉や習慣が違うという前に、

私たちはみな人間であることを再認識しなければなりません」



ということでSVAも来年の開催も前向きに検討していきます!

 

SVAミャンマー(ビルマ)難民支援事業事務所  所長 小野豪大