今日からキャンプ訪問です。
メーソット事務所の山本です。
今日から、ようやく難民キャンプ入りをし始めています。
まずは、メーソットの事務所から一番近いメラキャンプ(車で50分ほど、人口約4万人)です。
キャンプは、一般の出入りができないため、訪問者はほとんどが援助関係です。
個別に活動をしつつイベントなどは共同に行うなど、団体間の横のつながりも強いようです。
難民キャンプに入ると各団体の登録ノートが置いてあり、名前を書かなければいけません。
キャンプの中も、まだ、雨は少なく、道はいいようです。
今日の訪問の大きな目的のひとつは、KYO(Karen Youth Organization)のリーダー(左から2人目)に会うことです。
キャンプ内の15歳~35歳の若者約10,000人で成り立つKYOは、最近では積極的に援助団体の活動にも携わっているようです。
インタビューをすると、片言の英語で答えます。
第3国定住が進む中で、キャンプの中でも英語を勉強する人が増えているようです。
それでも、第3国に行けるのはほんの一握り、キャンプという限られた世界で暮らす若者たちの中から、キャンプ内の開発に取り組む動きが出ていることに感銘を受けます。
SVAが支援する図書館によってすぐ目につく赤いかご。
「最近、履いてきた履物をなくす子どもが多くて・・・。図書館に来た子どもたちは、靴をここにいれるんですよ。」
下駄箱代わりでした。
図書館の中には、タイのスラムやアフガンと同じ光景が。
子どもたちが本を熱心に読んでいる姿。
同じ本がそれぞれ環境の違う子どもたちの手にわたっています。
知らないところで、つながっている世界があることをこの子たちにも伝えられたらな~と思いました。
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプでSVAはどんなことをしているの?
こたえはこちら→ https://sva.or.jp/activity/brc/