2013.03.25
緊急人道支援
タイ国境 メースリン難民キャンプで大規模火災発生
●被害状況●
2013年3月22日15時15分頃、ミャンマー カレニー州からの難民が暮らす
メースリン難民キャンプにて、調理をした火が建物に引火、大規模な火災が発生
(詳しい原因は調査中)。
400世帯以上が焼失し、2,300名が住む場所を失いました。
また、現時点で少なくとも子どもを含む37名の死亡が確認されています。
●乾期に襲った火災●
難民キャンプの家屋は、柱に竹を、屋根にはヤシの葉を使用しています。密集した
状態に建てられており、また雨の降らない乾期に起きた火の手は、瞬く間に燃え広
がりました。現場は最も近いメーホンソン県の街から2時間近く山へ入り、川をい
くつも越えた先の奥地に位置しています。電気もなく、消防車も入ることができな
い場所のため、発火から3時間かかりようやく人力で火は消し止められました。
写真:火が消し止められた直後の様子
写真:火災の跡地
写真:自宅を失い避難を余儀なくされた被災者
●被災した教育施設などの支援●
SVAはカウンターパート団体と協働し、被災した教育施設などへの側面的支援を実施する予定です。
◆募金受付先◆<手数料無料>
郵便振替: 00150-9-61724
加入者名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
*備考欄に「カレニーキャンプ火災」と明記下さい
何卒、皆さまのご協力お願い申し上げます。
写真:キャンプ内の小学校
お問い合わせ先:
東京事務所
海外事業課課長 中原亜紀
ミャンマー(ビルマ)難民事業担当 鈴木晶子