2013.10.21
緊急人道支援

今年も難民子ども文化祭がやってくる!

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
活動風景

皆さん、こんにちは。

今日は、私たちの事務所のムードメーカー、Esso(エッソ)スタッフが、11月に予定している難民子ども文化祭について紹介します!

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「皆さん、こんにちは。エッソです。よろしくお願いします。」

難民子ども文化祭は、SVAの伝統文化活動として、2009年から始まり、今年で5年目を迎えます。今年は、11月5日にメラ難民キャンプ、11月9日にウンピアム難民キャンプ、11月12日にヌポ難民キャンプ、11月23日にメラマルアン難民キャンプでそれぞれ開催される予定です。

難民子ども文化祭は、1996年から2006年までSVAがアジア各国で主催してきた「アジア子ども文化祭」の精神を引き継いでいます。国、民族の垣根を越えて、お互いの理解を深めること、そして、自分たちの伝統文化を維持・継承していくことを目的に開催しています。難民キャンプの中にも伝統舞踊や伝統楽器などはありますが、長い難民生活の中でそれらの伝統が次世代に受け継がれてきませんでした。特に、難民キャンプで生まれた子どもたちはその文化を知らないまま成長してきていました。そのような子どもたちに、多くの民族の文化を知ってほしい、そして自分たちの文化に誇りを持ってほしいと思っています。

難民子ども文化祭は、難民キャンプの中でも大好評です。私たちがこの文化祭を始めてから、多くの難民が、自分たちのキャンプに自分以外の民族の人々が住んでいることを知りました。そして、難民キャンプの中で新年のお祭りや特別行事があるときには、難民キャンプの各少数民族を招いて伝統舞踊や伝統の歌を披露するようになりました。子どもたちも1年に1度のこのお祭りを楽しみに待っています。

11月5日のメラ難民キャンプでの難民子ども文化祭では、スタディーツアーで多くの日本のご支援者が来てくださると聞き、とても楽しみにしています。メラ難民キャンプでは、リス族、ビルマ族、ゾミ族、ラフ族、チン族、カレニー族、モン族、パオ族、ナガ族、シャン族、カチン族、カレン族の合計12の民族の子どもたちがこの文化祭に参加します。

最後に英語になりますが、2012年の難民子ども文化祭の様子を映像で紹介します。

http://www.youtube.com/watch?v=Euy4reYpURY&feature=youtu.be

皆さん、ありがとうございました。

ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所

Esso