2016.01.26
海外での活動

ビルマ語、カレン語、英語。3言語の絵本を出版

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
活動風景

こんにちは。ミャンマー(ビルマ)難民事務所インターンの山中です。

事務所があるメーソットは(日本とは比べ物にはなりませんが)最近冷え込みが激しくなり、職員一同長袖を着ながら日々を送っています。

さて今回はコミュニティ図書館事業の一環で作成されたオリジナル絵本2冊をご紹介したいと思います。

1冊目は”The Duty of Clock’s Hands”(時計の針のしごと)です。

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(ビルマ語とカレン語、英語の3言語で読むことができます)

この本は時計の中で働く3本の針たちが、ときには仲間割れをしながら、協力して働くことの大切さを学んでいく本です。

2冊目は”Wisdom Gives Freedom”(知恵は自由をもたらす)です。

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(こちらも3言語で読むことができます)

この本では主人公のキツネをはじめとした、様々な動物たちが自分たちの生存をかけて知恵を絞っていく様子を描いている作品です。

実はこれらの絵本の物語と絵は難民の人たちによって作られました。彼らはキャンプで絵を教えていたり、趣味で普段から絵を描いている人たちです。
ちなみに事務所に飾ってある絵も、2つ目の絵本の絵を書いてくださった方に書いていただいたものです。

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(事務所に数少ない彩を添えてくれています)

絵本の完成後は難民キャンプの他にも様々な団体にこれらの本が届けられました。

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(弊会職員による本の贈呈)

絵本には人と協力することや知識を蓄えることの大切さといった普遍的なメッセージが込められています。これらの本を通して子どもたちが何かを感じてくれたら嬉しいです!