学校にも図書コーナー!
ハラゲー!(こんにちは!)
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ事業事務所インターンの浅木です。
先日、難民キャンプ内の学校から、子どもたちが学校図書コーナーを使用している写真が届きました!
メーソット事務所では、現在、難民キャンプ内のいくつかの学校で図書コーナーの整備を進めています。今日は、その様子を写真と一緒に紹介したいと思います!
難民キャンプにあるいくつかの学校では、校舎に「図書室」があります。
しかしながら、年々減少する国際支援の影響で、教材や教具の不足に加えて、近年では教員の数も減らされています。このような状況ですので、学校図書室の整備や運営は滞りやすくなっていました。
そこで開始したのは、学校図書室の事前調査。対象の図書館の視察を行いました。
(メラ難民キャンプにある高校の図書室)
(図書の並べ方をアドバイスする職員)
事前調査を終えた学校図書室は、いよいよ整備段階に入ります!
整備を終えると、がらっと雰囲気が変わりますね。床にはシートが敷かれ、必要な本棚が作成されました。
図書コーナーの飾りつけは、コミュニティ図書館員や図書館青年ボランティアが協力しています。その後、子どもたちが使用を開始してからは、図書貸し出しの方法や本の並べ方といった運営や環境設営に関わるサポートを図書館員が行っています。
学校図書コーナーの整備を通して、子どもたちが図書をより身近に感じ、読書の機会を確保することができるでしょう。
また、学校で働く教員にとっても、図書は教材として彼らの教授に活用することができるのではないかと思います。
特に、教員の人数の減少に伴い、教員1人あたりの負担は増加しています。現在、整備している図書コーナーがそんな教員の役に立てることを願います。
さて、ここでご紹介した学校図書室はまだ一部です!
整備された学校をモデルにして、教育現場での更なる図書の活用法が見出されるでしょう。
(本事業は、外務省の日本NGO連携無償資金協力により実施しています。)